映画(DVD)

2008年3月24日 (月)

スターダスト

この週末にどこにも出られませんでしたので、
ようやっと見ることができました。

いやあ、面白かった!です。

展開がゆるい、という感想もあちこちで読みましたが、
ジュブナイルにお笑い(お馬鹿)要素も入って
伏線も展開もカンペキに出来上がっていました。
へたれ世間知らずの坊やが
いろんな苦難を乗り越えて成長していったのち、
実はこういう結末(ハッピーエンド)が待っていました、というノリで、
アニメになりそうな王道ストーリーを
実写の豪華キャストと映像であますところなく楽しませていただきました。
私としては(ジュブナイルも好きなもので)大変満足しまして、
幸せ~な気持ちになりました(^^)。
出来ることなら大画面で見たかったです。

女捨ててます、といいますか、
女優魂ここにありというようなミシェル・ファイファーや
おとぼけピーターオトゥールなど
惜しげもなく使ってるよな~と思うところが多かったのですが
(もっと名優がいたのかもしれませんが詳しくはわかっていません)、
一番ツボだったのは
ご都合主義といわれても仕方ないくらいに
(確かにこの展開は宮崎アニメそのままでしたが)
なにもかも面倒をみてくれた海賊のキャプテンたちなのですが、
とにかく楽しそうに演じていたキャプテン(ロバート・デ・ニーロ)はもちろんですが、
周りを固めていた荒くれ男たちが
必死で「恐怖のキャプテン」を演じているキャプテン・シェークスピアを
実は暖かく見守っていたというのが
もう大変素敵でした(^^)。
カミングアウト(成り行きでバレた)してへこんでいる彼を
なんだそんなことか~としれっと肯定して、
よおし!と荒くれ風の号令をかけるキャプテンに
皆で応える部下たちが大変よかったです。
甲板長?の寡黙なお兄さんが
(台詞もほとんどないですが)なかなかいい感じでした。
それにしても海賊も世襲なんですね。(←そういう問題では;;)
やたらと殺しあう伝統らしい魔法の国の跡取りたちですが
(なのになんでこんなにきょうだいの数が多いんでしょうか)、
死んだのちはゴーストになってしまう、と聞いたときには
おどろおどろしい感じがしましたが、
実際に見てみると、生きている人間よりずっと可愛らしいとはこれいかに。
(生きている間の)王子たちや魔女たちはやりたい放題でしたが、
総じて優しいエッセンスでくるんであって
ただただ楽しめる種類のエンタテインメント映画でした。
トリスタンのお母さんが誰かに似てるな~と思えて仕方なかったのですが、
心なしかりりこさんに似ているような・・・(似てません;;)。

坊ちゃんヒーロートリスタンは成長するにつれ
きりりとしていってよかったです。
友人は「面白かったけど、星のお姫様が・・・」という感想でしたが、
たしかにもう少しまゆがあるほうがよかったかなあ(爆)。
二人の会話がかみ合わないのは
主語が抜けてるからなのかなあと思いつつ見ていましたが
(最後の誤解が生まれたところも王道といえば王道の勘違いでした)、
英語でもそうなのかなという疑問が残りました。(←聞き取れてません。)
そのうち英語字幕で再見したいと思います。

『タロットカード殺人事件』のDVDも先日届いたのですが、
まだまだ見られそうにありません。
さらには勢いでバクシアニメ690円也(・・・)も購入しましたので、
こちらもそのうち見たいと思っています。
いつになることかわかりませんが・・・。

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2008年1月14日 (月)

DVD予約ラッシュ!

今日は久しぶりに暖かいよいお天気で、洗濯片付け日和でした(^^)。
また明日からは冷え込むようです。

さて、昨年公開の映画のDVDが次々に発売決定になったと伺いましたので、
こちらでもお知らせします。
ちなみにアマゾンから案内が来たのは『タロットカード・・・』だけだったのはなぜだろう;;。

『ヘアスプレー』
『スターダスト』
『タロットカード殺人事件』
『夕凪の街 桜の国』
『パンズ・ラビリンス』

内容確認用にアマゾンのリンクも貼っておきます。

ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組) DVD ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2008/04/04
Amazon.co.jpで詳細を確認する

スターダスト スペシャル・コレクターズ・エディション スターダスト スペシャル・コレクターズ・エディション

販売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日:2008/02/20
Amazon.co.jpで詳細を確認する

タロットカード殺人事件 タロットカード殺人事件

販売元:ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
発売日:2008/03/19
Amazon.co.jpで詳細を確認する

夕凪の街 桜の国 夕凪の街 桜の国

販売元:東北新社
発売日:2008/03/28
Amazon.co.jpで詳細を確認する

パンズ・ラビリンス DVD-BOX パンズ・ラビリンス DVD-BOX

販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2008/03/26
Amazon.co.jpで詳細を確認する

(☆パンズラビリンスは通常版もあります。)

なんとも一気に出てくれたもので、大変嬉しいです。
こうしてみると昨年はなかなかヒットの年だったんですね。よく泣かされました・・・。
この中で内容はともかく買わなけりゃならんだろうな~と思っているのが
申し訳ないですが『タロットカード・・・』です。
この映画がとても気に入った方、
ウディ・アレン大好き、スカちゃんの大ファン、そして
ヒュー出演作ならとにかく買う、という方以外にはややお勧めしにくいです(爆)。
もうひとつ『パンズラビリンス』は購入するまでもないかなと考えております。
つまらないから、ではなく、
一度劇場で見ただけで向こう10年は絶対忘れそうにないくらい
記憶に残っていると思うからです。
DVDを購入してもなかなか見る勇気が出そうにないですので(←根性なし;;)。
まったく関係がないですが、
一度見ただけの『ラビリンス』はいまだに記憶に残っております。
先日『ダーククリスタル』と抱き合わせのセット版を店頭で見かけ
しばらくその前で悩んでしまいました。
本編だけがお手ごろ価格だったらおそらく購入していたことでしょう;;。


これで来月には『スターダスト』が見られます(^^)。
それにしても、
『ファウンテン』はいつ発売になるんでしょうか・・・。

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2007年11月23日 (金)

ベオウルフ(Beowulf&Grendel)

ベオウルフ DVD ベオウルフ

販売元:エスピーオー
発売日:2007/11/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

英文学最古の物語にして英雄叙事詩、というくくりでよいのでしょうか。
神話伝説の類は好きですが、
こちらは名前を聞いたことがあるだけで未読のままなので
見たままの感想・印象で行かせていただきますm(_ _)m。
水妖?が船乗りを水底に引きずり込もうと腕を伸ばす
神話の時代の物語です。

もとのタイトル(Beowulf&Grendel)のとおり、
結構構人間味あふれる英雄ベオウルフが、
巨人もしくは怪物?(トロル)と呼ばれ(おそらくは異民族)
兵士を襲って殺すやからとして憎まれるグレンデルを「退治」するお話でした。
まだまだ剣がものをいう古代の世界で、
暮らしはそれほど豊かではなく、
陣地(領土)に侵入してきた者はよってたかって虐殺しても当然
・・・というような、恐ろしくも荒涼とした時代なのかなと、
最初のあたりを見ていて思いました。
地中海界隈でも北上しても、
神話は理不尽な悲劇の繰り返しであることが多いように思いますが、
理不尽な環境であっても
ベオウルフがベルセリク系の理性が飛ぶ英雄ではなく
随分冷静でかつ人情味のあるタイプの英雄だったので
なんだか安心して見られました。
オチが想像できるのでつい哀しかったり切なかったりはするのですが。
主演のジェリーさんは、
淡々と渋くてカッコイイ(というほかに表現が出てこない;;)英雄を演じていました。
はっきり言いまして眼福です(^^)。
『300』の王様とは全然タイプが違って地味ですが、
長髪も時代物の服装も似合います。
この人はやはり目がいいですね。

そしてアイスランドで撮られたという風景が本当に綺麗。
切るような寒さが伝わってくるようなつんと澄んだ空気の透明感、
低い角度で入ってくる太陽の光。
青い氷河の海。
実写のすばらしさが生きていると思います。

物語の語り口はシンプルで、
なんというか神話らしい語りと構成になっていて、
ドラマを盛り上げるエンタメ感には欠けている感がありますが、
神話として英雄譚を見るにはそこそこリアリティもあり、
史実的にも当時の世界を割合正確に描写されているのかなと思われて、
いい仕事を積み上げていると思いました。
が、DVDの惹句「アクション・アドベンチャーの金字塔」というのは
ちょっとはずれているかなという気が;;。
一般の方の反応はわかりませんが、
私個人としては良かったと思います。
人殺し(トロル退治をし人を斬るのが仕事の戦士)が
カインを人殺しと呼んでもなんの罵倒にもならず、
笑い飛ばされて終わりだったりしまして、
底に流れている考え方はシンプルで健全(でもシュール;;)。
キリスト教の伝道師ブレンダン(聖ブレンダン?)がやってきて
「神々の加護を受けられなくなった」人々が
(この神々というのは北欧神話の神のことでしょう)
救いを求めてだんだん入信していくくだりが結構入ってまして、
それはそれでまた興味深く見ました。
大きな国家が出来る前のお話で(多分)、
いろんな民族の名前も出てきまして、
歴史ものとしても楽しく見ることができました。

最後あたりで水妖が陸に上がりまして
最後の大暴れ?をするわけですが、

これが一番怖かったです;;。
(ちょっと鬼の腕のお話を彷彿としまして。)
あまり説明がなく唐突感がありましたので
元のお話ではどういう位置づけなのかなとこれも気になりました。
デネの国、ってデーン、今のデンマークあたりのことなのでしょうが、
デネときくとどうしてもデネ候のお姿が頭に(爆)。
でも実際目の前に開けているのはローハンにしか見えず。
(北欧界隈がモデルになっていると考えれば当然ですが。)
出てくるお馬さんたちがちょっとずんぐりむっくりで
どの子も可愛かったです。


いろいろ気になったので、

ベーオウルフ 妖怪と竜と英雄の物語―サトクリフ・オリジナル〈7〉 (サトクリフ・オリジナル (7)) Book ベーオウルフ 妖怪と竜と英雄の物語―サトクリフ・オリジナル〈7〉 (サトクリフ・オリジナル (7))

著者:ローズマリ サトクリフ
販売元:原書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する


こちらをカートに入れてみました。
サトクリフだし、訳者が井辻朱美さんですから、
H書房でも大丈夫かな(爆)?

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2007年11月11日 (日)

マウス・タウン-ロディとリタの大冒険-

DVDが届いて1週間にして、ようやく見ました(^^;)。
子供向け、家族向けのアニメ作品で、
お話はなんというか、タイトルどおりでした;;。
隅々まで丁寧に作られていて、
冒険あり、お決まりの笑いあり、アクションあり、
そして家族や友だちの大切さをきっちりアピールするという
なんといいますか、王道を行くような内容でした。(一応褒めてます。)
侠(おとこ)前な姐さんのリタに
温室育ちで軟弱だけどだんだん逞しくなっていくロディ。
いい意味でコンパクトにまとまっていたと思います。
なので、大人が見ると早々に筋が読めてしまいますが
(きちんとハッピーエンドになるあたりが完璧)、
やはり見所はキャストの演技でしょう。
つい先に;;特典映像のキャストの紹介・コメントを見たのですが、
俳優は表情や動きで表現するのに慣れているから
声だけという制約があるのは難しい、と
複数の方が語っていたのが印象的でした。
『ハッピー・フィート』の時にも思ったことですが、
収録中の俳優さんって、見ているだけで楽しいです。
もっと演技を見たいなと思ったりして。
(やはり実写がいいな、と言っても、
この役(ネズミとカエル)じゃキャストは揃わないですね(爆)。)
個人的には、しゃべりまくり、
さらに歌い踊ったりもするロディ(ヒュー)が目当てだったわけですが、
陽気でおちゃめな性格がややロディにも反映していたようです(多分)。
歌うシーンも一つならずあるのですが、
監督が歌を用意していなかったので
ヒューに何か歌ってくれと頼んだら、
5つほどすらすらと歌ってくれ、
トム・ジョーンズの歌も歌ってくれたとのことで、
・・・ホントに使えるヒトなんですね。(それでいいのか?)
収録現場でもまたいろいろ歌っていそうです。う~ん羨ましい。
ぶっちぎりの圧巻はやはり
サー・イアンの悪玉ヒキガエルかなと思いましたが、
(どうしようもないほど悪玉なんですが、
突き抜けてるので笑ってしまいます)
これまた個人的には
アンディ・サーキスとビル・ナイのでこぼこ手下コンビが良かったです。
(ゆる~い感じで優しい?ビル・ナイが特に。)
斜に構えた「おフランス」のジャン・レノも良かった。
ちなみにスタッフが一番力を入れたのは
やはりナメクジたちだったのではないかと思いました。
すぐにおびえるけど、慰めるし、応援するし、とにかく歌うし、
最後は3匹が唐傘につかまって空を飛んでいました。
必死で逃げても全然進まない姿は愛らしかったですが
どこにでも出てくるもので
(大波に乗ってサーフィンもしていました)
よほど気に入ったのではと思いました。
DVD特典にも大量に反映していましたし。
いや、その、まあ、愛らしかったですよ;;。
ちなみに気になっていたプシ・キャットですが、
全然お話に出てこないな~と思っていたら、
ああ、そう、という感じでした(爆)。


劇場では観られませんでしたが、
特にこの種のアニメのファンではないので、
劇場で歌と声が聞けなかったのが残念だったかなという感想でした(^^;)。
とりあえず満足したので、
小さい子供のいる友人に勧めてみようと思います。

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2007年11月 3日 (土)

なんとなくDVDの一日。

今日の「王様のブランチ」では
ウディ・アレンのインタビューが・・・ということだったのですが、
その甲斐あって?『タロットカード殺人事件』の画像がちょっと流れまして、
ヒューの画像と音声も入りました。
TVで見られると、それがほんのちょっとでも嬉しいのでした。
ほんとにナントカサスペンス劇場のノリに見えましけど・・・(_ _;)。

りりこさんはNYまで取材に行かれたのですが、
当のウディ・アレンが直前になって
「次回作の編集が遅れて大変な状態だから明日に変更してほしい」とのことで、
その明日には帰国しなければならないスタッフは
街の取材を急遽その日に振り替えて
翌日のインタビューに臨むことにしたけれど、
・・・この続きは来週、って、なんですかそれ。
来週にまた何か見られるかもしれないので、
それはそれで楽しみですが(^^;)。

昼頃にアマゾンから郵便物が届きまして、
おおDVDが届いた!と喜んだのですが、
なにか妙に重い・・・。
開けてみたら、中身はあとから頼んだムックの方でした。
配達状況を調べてみたら、配送会社が違っていました。
(DVDの方は佐川で、ムックの方はペリカンでした。)
しばらくペリカン続きだったので気がつきませんでしたが、
会社によって所要時間がかなり違うのかもしれません。
ちょっとがっかりしていたら、
夜になってからDVDも届きました。あ~良かった。
『マウス・タウン』のケースに入った広告に
早「『カンフー・パンダ』2008年初夏公開」とあったのにびっくり。
(これもドリームワークスなんですね。
ジャック・ブラックが声をあてるということで話題になっていました。)
中華柄のせいか、らんま1/2の父を思い出しました(^^;)。

なので、昼間は積読になっていた『アメリカン・サイコ』をざっと見たのですが、
勢いで買った字幕なし版でしたので;;、理解はかなり怪しいです。
(というか、なくて良かったような気も少ししています;;。)
お話自体はこういうものだろうな~とわかっていたのですが、
哀しいくらい薄っぺらい、といいますか、
成長しないまま大人になったような精神の持ち主であるベイトマン氏が
トンデモな方向に突っ走って壊れていく経緯を
怒涛の怪演で引っ張り、楽しそうにすら見えるクリスチャンでした。
(空恐ろしく見える笑顔が無敵にチャーミング。怖すぎる・・・。)
台詞がよくわからないままなので何とも言えないんですが、
最後のオチは・・・
幻想だったかもしれない可能性も入っているのでしょうか。
(そんなことはないですか。)
なんだか「人間が生きている価値」を考えてしまいました。
経済的にも社会的地位にも満たされている、と聞いていた設定すら
ぺらぺらでつまんない人生送ってるなあ、
これでなにか満たされないから悪事に走っちゃえ、と考えるのも
無理ないというかとことん馬鹿だというか。
同情の余地は皆無ですが、
そのあたりを風刺した作品なのかなと思いました。


明日はできたら映画館に行ってきたいと思います。
明日こそは『シッコ』かな。

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2007年9月30日 (日)

真夏の夜の夢

子供向けの物語を読んだくらいでちゃんとした知識はなく、
まるっきり原作どおりなのかもわからずに見ましたが、
大変面白かったです。
もう一度頭から見直したいくらいで、
大変お買い得でした(^^)。

確かに他愛ないドタバタラブ・コメディではありました。
物語がさらさらと軽快に進んでいくもので
ただただつられて笑わされてしまうのですが、
どの場面を見てもそれなりのリアリティがあるのは
役者さんの力か、それとも演出か。
花の魔力に振り回される人々も妖精も
滑稽なくらい無力なんですが、
それがうまくはまっているのが見事。
皆さん美形だったり、表情豊かだったり、
なんだか勿体ない使い方だなとも思えてしまいました。
その諸悪の根源の妖精王オベロン(ルパート・エベレット)は
なんだかしれっとしていて
皆がハイテンションな中で一人冷静なので
妙にいい人に見えるし;;、
ロバさんことボトム(ケヴィン・クライン)は甲斐性なしの亭主風だけど
いい仲間がいて芝居っ気茶目っ気たっぷりで(暴走しすぎますが)素敵。
なんだか思う壺にはまっている私(_ _;)。
職人仲間のお芝居も絶妙の掛け合いで
ついつい応援してしまいました。
最初のアルファベット順のキャストのトップが
ディミトリアス役のクリスチャンで、
ああ良かった、ちゃんと出てたよ、と安心したのですが(爆)、
エンドロールのトップはボトムでして、
パック(スタンリー・トゥッチ)と二人でおいしいところを分けていた感じでした。

ところで、妖精って結構短命、という印象があるのですが
(これはピーター・パンの場合ですけど)、
パック(ロビン・グッドフェロー)って、おじさんじゃないですか(爆)。
・・・どうもイメージがガラガラと・・・。
いえ、最高に可愛くって、ボケも絶妙で
(自転車で地球の裏まで行くつもりだろうと)、
すっごくおいしい役回りだなと思ったのですが、
最後にようやく慣れました(爆)。
妖精たちの適度に猥雑な雰囲気も
ほどほどの凝り方と特殊効果?で、いい感じに出ていました。
(妖精のイラストそのままでした。お菓子のおまけカードを思い出して懐かしい^^。)
二組の恋人たち(結果として;;)の中で
なんと言っても怖かったのはヘレナ(キャリスタ・フロックハート)で、
追っかければ追っかけるほど
相手は逃げていくものなのねと納得したのですが、
そのあとの二名の男性の豹変で
さらに納得いたしました。この無茶苦茶ぶりはやはりシェイクスピアおじさんだ・・・。
ハーミア(アンナ・フリエル)も可愛かったのですが、
恋人のライサンダーがなんだか濃いな~と思っていまして、
調べてみたらドミニク・ウエスト。ん?
『300』の悪役の彼??・・・には見えませんでした(驚)。
このお話で一番割を食っているのは
妖精王の企みで一服盛られ、
まんまと恋する相手を変えられてしまったディミトリアスなわけですが、
・・・一生気がつかず幸せならいいのでしょうか(TT)。
でもまあ、最後の芝居を見るシーンなど、
キュートな笑顔が炸裂していたからいいのか。(そうか?)
人生って深いかも。(←違うと思う。)
申し訳ないけど、ここのシーンは
ヘレナよりクリスチャンの方が可愛かったです(^^;)。

あっけらかんとし過ぎていたのでスルーしていましたが、
何気に露出度が高かったような気が。
森で野宿するなら、着衣のままでいいんじゃないかと;;。

ハーミアの石頭の父親でバーナード・ヒルが出ていました。
なんだか懐かしかったです(^^)。


作品の説明はこちらからどうぞ。

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2007年5月13日 (日)

太陽の帝国

先日買った『太陽の帝国』をようやく見ました(^^)。
覚え違い満載といいますか、
わずかに覚えているところすらどこかで記憶がすりかわっておりまして
20年も前に劇場で一回見ただけなのでこんなものですか(違)。
さすがに零戦敬礼シーンと
最後の零戦が飛び立てずパイロットの青年が泣くシーン、
おしまいにジムが両親と再会するシーンは覚えていました。
(うーんそれだけか。;;)

(古い作品なので、
特にネタばれ系の配慮はしておりませんm(_ _)m。)

全編子役クリスチャンがまさに主役!じゃないですか。(いやわかってるんですけどね。)
周りの大人(特にベイシー)がいい演技をしていて
かつ名前が通っているのは当然大人俳優なんですが、
甘やかされた悪ガキ(失礼)から
両親とはぐれ、沢山の人が死んでいく収容所の中で
自分が生きのびる術とともに様々な知恵や知識を身に着けて
一気に大人になってしまうので
最初、中盤、最後でそれぞれ別人のようになってしまう難しい役を
・・・こなしてます、こなしていると思います。
今見るとつい贔屓目で見ているのかもしれませんが、
初見当時も違和感なく世界に引き込まれた記憶があります。
棒読み調子の妙に丁寧な響きの日本語とか、
当時のニホン軍人の描写についてなどは
ほんとなのかこれ??と思ってしまったり、
こんな無茶をしていてよくこの子は生き残れたよなとか、
飛行機乗りが無邪気に
グライダーを持って走り回ることがあるのだろうかとか(あるのか?)
そういう違和感はありましたが;;。
クリスチャンは、可愛いですね~。ほんとに。
ある意味今の方が可愛く思えるところはありますが(爆)、
子供として、大変可愛いです。特に目元が。
(口元は今も変わりませんね。^^)
「成長」というのは目元に出るんですね。目で表現しているといいますか。
劇中の最後の目がアップになりますが、
ずっと開いていた目が最後にやっとゆっくり閉じます。
ほかの子供たちはみな子供の瞳のままなのに、
彼一人が大人になってしまっていました(TT)。
最初に両親とはぐれて泣き叫んでいた彼はもうどこにもいません。
あんなややこしい価値観の中で
ジムのように頭がよく機転がきいてよく考える力のある子供は
成長するほかはないでしょうか。
実際ややこしくて大人でも混乱しそうです。
中国に来て中国人を使う生活をしている租界のイギリス人であるジムは、
育ちも中国でイギリスを知らず、日本の零戦に憧れている少年だったりします。
そこに侵略してきて在中外国人を捕虜にした日本軍が絡み、
それを平らげ?に連合国アメリカ軍がやってくる。
収容所の中もイギリスエリアとアメリカエリアがあり
そこもまた中国の土地で、しかもみんな食べ物がなくて困っている。
収容所と隣接する滑走路や航空機が米軍に爆撃され、
捕虜は徒歩で移動を迫られまた次々と斃れていき、
・・・もうなにがなんだか。
終盤あたりで世話をしてくれた(またはジムが世話をした)
隣のおばさん?が亡くなるところで
ジムが空に壮大な光を見て、
彼女の魂が昇っていくのだと思うのですが、
実は彼は長崎の原爆を目撃していたのでした。
・・・みんな自分の土地で地道に暮らそうよ。
彼女にはもはや移動する体力が残っておらず
周りの人が移動してしまう中、ジムだけは彼女を思いやってそこに残ります。
「おばさん、死んだふりをして。」と小声でつぶやいて、
自分も死んだふりをして。
薄く笑って、一緒に地面に倒れこんだ彼女は
そのまま息を引き取ってしまうのですが
少なくとも一人で逝ってしまうさみしさはなかったでしょう。
そのあと一人でさまよう破目になったジムに
空から食料が山とパラシュートで降ってくるのは
神様の贈り物のようでした。
本当によく生き残れたものです。
最後にはベイシーとも別れ、本当に大人のようでした。

作品全体としては、スピルバーグらしいなあという毒のなさで、
少年に焦点が当たっているので
題材の重苦しさがそこまでないというか
ぼやけた感じは受けました。
あまりにも今更ですが、
子役演技派クリスチャンの映画としては必見かと思いました(眼福)。

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2007年4月 5日 (木)

メリー・ポピンズ

仕事から帰るとUKからDVDが届いていました。
ここのところ大騒ぎしている“The Prestige”です。
現金なもので、疲れがさっさとどこかに吹き飛びました。
英語とアラビア語のサブタイトル付きのようでした。良かった~。
いつ見るかをまだ決めていないので、取りあえず飾っておくことにします(^^;)。

今日は少し遅くなったので、音だけでも聞きながら片付けをしようと
これも飾ってあった;;『メリー・ポピンズ』のDVDをかけたのですが、
聞くだけなんてまるっきり無理でした(爆)。
最初から釘付けで、真ん中あたりでやっと瞬間中座できたくらいでした。
煙突掃除人たちが踊り狂うあたりは
圧巻を通り越して本当に目が釘付け。
全っ然古くありません。(原点ではあるかも。)
屋上でのショウ?が終わって家路に着く掃除屋さんたちが
CGで増殖させたジーン・ケリーに見えたりして。あのパワーはなんなんでしょう・・・。
イギリスのユーモアというかナンセンスが全開で、
銀行幹部の夜中の会議を見ていると、
時間泥棒の陰気な裁判や3月ウサギのお茶会を連想しました。
子供の時は子供の視点で本を読んでいたので
メリー・ポピンズの気持ちがまるでわかっていなかったようです。
煙突掃除でもなんでも楽しいことをやっちゃうバートは
幸せが何であるか、どこにあるかを知っている人で、ひたすら陽気。
不思議をちりばめた子供向けのお話のように見えて
大人になっても楽しさに埋没できるのは
身近な幸せを見つけ陽気さを失わないことが
人生においては実はとても大切なことだと
わかってくるからなのかなと思いました。
文句なく、幸せな気持ちになれる映画でした。
なんだかやたらと笑ってしまい、久しぶりに楽しかったです。

どの登場人物もどこか壊れていましたが;;、
人間一度どこかで壊れた方がいいんだなと
お父さんを見ながら思いました。(ちょっと壊れすぎですが。)
ナイトミュージアムを見てから
気になって見直したかった煙突掃除人バートですが、
体が軽いというか、足が無駄じゃないかというくらい
上にも下にもそのほかの方向にも動きまくる怪しさで、
たいへん素敵でした(^^)。
セシル@ナイトミュージアムの動きの怪しさは
この人の実力?からすると当然なんですね。

アレンジごとメロディを覚えてしまったので、
歌いたくなってしまいました。
歌詞カードとしばらくお友だちになりたいと思います。
あの呪文を唱えるのは大変かも;;。

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2006年11月23日 (木)

風来坊

一日しとしと雨が降り、体調も低空飛行。
笑いは免疫力を上げてくれるそうなので、
今日は友人の勧めてくれたDVDを観ました。

原題 「LO CHIAMAVANO TRINITA'...」
邦題のサブタイトルが「花と夕日とライフルと・・・」
監督はE・B・クラッチャー。
(ネタをそのまんま書いてますので、一応お断りを。)

1972年に公開された映画で、
トリニティ(テレンス・ヒル)という早撃ちの名手の男が主人公。
兄バンビーノ(バッド・スペンサー/彼も早撃ち)とともに
(正しくは彼を巻き込んで)繰り広げる
ドタバタ爆笑脱力系マカロニウエスタンです。
(ライフルはちらっと出てきましたが、花も夕日もなかったような。)
 
馬が可愛い、それに賢い!
主人公は馬に引かせた橇状のものに乗って
引きずられながら砂漠を渡って町に着きます。
行き先を言うと馬が連れてってくれるんです、いいな~。(観点がずれてます。)
この主人公、無口なヒーローかと思えば、
大食いだわ曲乗りはするわ女の子には弱いわ、
銃の撃ち方もよく怪我しないよな~というぞんざいぶりで、
随所にドリフのコント(古い)のようなおふざけが満載。
(多分パロディもいろいろ入っているのでしょうが
わからなくて残念。)
全部コントと言ってもいいかも。

彼がたどり着いた町には
成り行きで保安官になりすました兄バンビーノがいて、
兄の本業は馬泥棒。
町の実力者の少佐(ファーリー・グレンジャー)は
ごろつきを取り巻きにして
先に辿りついて開拓をはじめていた移民を追い出して
そこを自分の牧場にしようと嫌がらせを繰り返しており、
少佐所有の馬達を狙いつつ手下が来るのを待っていた兄も、
移民への嫌がらせぶりに眉をひそめてはいたものの
なかなかこれといった手も打てずにいた。
そこに現れたトリニティが
嫌がらせにあっていた移民(女の子を含む)を助け、
気の乗らない兄を丸め込んで
非暴力を唱える信心深い移民団を助けることにする。

どこまでもゆるゆるの空気がとてもツボです。
結局ケガ人は出ても、
死人は一人も出てなかったのではないかと。
少佐の取り巻きはカッコはつけるけど弱いモブ。
賑やかで滅茶苦茶だけど妙に気のいいメキシコの馬泥棒団。
暴力は信仰に反すると頑固に言い続けた開拓団長が
出した結論は「神に許してもらおう、だけど殺さない」ということで、
男達にケンカの特訓をして、
丸腰の悪者たちとえんえんと殴り合ってフクロにし、
追い出してしまうという、信じられないゆるい大団円。
(それにしても悪者弱すぎないか~?)
一番したたかだったのは開拓団長のおじさんだったのかな。
兄ちゃんとケンカして故郷に帰ろうとしたトリニティを足止めしたのは
川で水浴びをしていた娘達のところにまんまと誘導したおじさんだったし。

単純に大笑いしたのは、
いくら殴っても殴ったほうの人間の手が痛む
ドラム缶サイボーグのごとき兄バンビーノでした。
一つ殴られると、きっちり一つ殴り返して、
その都度確実に相手をのばしてました(^^;)。
懲りずに何度もトライしていたメキシコ首領がけなげに見えて。
殴り合いシーンがほのぼのして見えるというのもすごい。
最後に出てきた本物の保安官も不死身でした・・・。

兄「真面目に働けよ。馬泥棒でOO強盗でも。(←すみません記憶が薄くて。)」
弟「なんにもしないのも忙しいもんだよ。」

やさぐれてはいるけど、結局人がいい兄弟なのでした。


ほのぼの笑いたいときにはとってもいい作品です。
当時はイタリアで大ヒットを記録したそうです。
思えばいい時代だったのかな。

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2006年11月13日 (月)

ステップフォード・ワイフ

万一、これからこの映画を見る方へ。
オチをそのまま書いてますのでご注意を。

ことは今年春に公開された「プロデューサーズ」に始まります。
舞台版を手がけたスーザン・ストローマンが監督で、
(四季ファンには「クレージー・フォー・ユー」、「コンタクト」、
ヒューファンとしては「オクラホマ!」の振付家として
思い浮かぶところです。)
ブロードウェイの舞台をそのまま映画に仕立てた出来は、
もう最っ高!これぞエンターテインメント!
レオとマックスの掛け合いにはじまり、
会計事務所にて妄想の中で歌い踊るレオのショー、
ゲイの皆さんのひたすら濃い、それは見事な掛け合い、
「春の日のヒトラー」の舞台前の掛け合いも、
もちろん「春の日のヒトラー」も
マックスの独壇場「Betrayed」も、
どこもかしこも聴いているだけでアドレナリンが駆け巡ります。
気がつくとWe can do it ~と口ずさんでいることもあり、
アブナイアブナイ。
(・・・お気づきかもしれませんが、
ウーラのパートのみやや苦手です;;。)

ヒュー様ファンで、ミュージカル大好き、
プロデューサーズ最高!とおっしゃる方から、
是非と勧められたのが、この映画です。
(前置きが長くてすみません。)
美しい妻たちに秘密がある、というコピーと、
金髪も麗しいニコールの印象しかなかったのですが、
いざ。


監督 フランク・オズ 
主演 ニコール・キッドマン(やっぱりキレイ。)
ニコールの夫役 マシュー・ブロデリック(レオですね。)
そのほかの主要キャストには、
クリストファー・ウォーケン、グレン・クローズ、
べット・ミドラー・・・と結構豪華。
プロデューサーズ好きとしてのポイントは、
マシューのほか、
ゲイの役でs伸ばしのカルメンことロジャー・バートと、
会計事務所のドンことジョン・ロヴィッツが出ているあたりかと。
いや~ロジャーがいいですね(^^)。
まんまカルメンです(大喜び)。
華やかなダンスシーンなどもあり、
ニコールとマシューが揃ったところでは、
ないとわかっていても
このまま歌いださないかな~と期待してしまいました。

オチがかなりブラックで、
熱演の二人に感心するやら唖然とするやら。
当初は妻たち「が」秘密を持っている、と
思い込んで見ていたので、
あれあれと展開を楽しめました。
黒髪から一転華やかな金髪美人に戻った
生身のニコールのきれいだったこと。
ロボット女性なんて沢山です。
妻をロボットにしようとする男性の気持ちはわからない。
男性協会なるものの内容がひどく子供じみているのが異様。
その異常な世界を作ったのが
愛する夫に浮気され殺してしまった妻(=女性)だったというのが
最大のオチなのでしょうか。

ということで、
突っ込みどころはいろいろありますが、面白く見られました。
どこかに歌を入れてほしかった。
ああ、もったいないもったいない・・・(しつこい)。

ちなみに、ひっくり返って笑ったのは
「オーリ」と「ヴィゴ」のシーンでした(^^)。


ほんとにいろんな方向で楽しめますよ。

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