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2019年9月

2019年9月23日 (月)

やれやれでしたが・・・

以下、自戒ほかです。
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そもそも、ストレスを全部忘れて
頭を空っぽにしようと出かけたわけなのですが、
頭は空っぽにできたけれど、
体は正直で、ストレスや疲れが全て出たのが
今回の帯状疱疹だったのではないかと思っております。
つくづく、疲れは溜め過ぎないうちに、
どこへなりとも逃亡するべきだと思います。
それがかなわなかったのが今回。

物理的に逃げ場がない場合、
短時間でも時間を作って、
気分のいい場所(精神的にでも)を確保するしかないかなあと
思った出来事でした。
これからいろいろ難しくなっていくでしょうから・・・。

(自戒終了;;)
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明るくないつぶやきはこの辺にしてm(_ _)m、
最近読んだ、読みなおした本を二つ。


フィンランドの教育はなぜ世界一なのか 岩竹美加子 新潮選書

本屋さんにこれでもかと山積みにされていたのを購入しました。
目からうろこがぽろぽろと落ちるような内容でした。
淡々と、正確に、
息子さんが日本とフィンランドで受けた教育について
書かれているものですが、
教育がなぜ必要か、人が人となるというのはどういうことか。
それに、物事をきちんと言葉にする訓練がいかに必要か。
今の「教育」になにが欠けているか、というレベルではなく、
方向そのものがねじ曲がっているのではないか、と
愕然とさせられるような内容でした(私にとっては)。
遠い昔、先生たちは話し合える相手でもあり
(先生にもよりますが;;)、
生徒たちは自分たちで話し合い、考え、決定を下す機会がありました。
(ちなみに、新設校だったわが中学では、
校則を生徒が何度も話し合って決めました。
校歌も校章も募集されたような・・・(記憶があいまい)。)
それでも、根本的なところに間違いがあったのだろうと今は思います。
その中で、先生がたは頑張っておられたのかもしれないと。
先生たちは問いについて(一つしか答えのないものは別ですが)、
決まった答えはくれず、
常に自分で考えろ、と生徒たちに投げかけていました。
当時はわからなかったことが、
今はいくらか見えているように思います。
何度も、何度でも読み返しています。

エストニア紀行 梨木香歩 新潮文庫

旅の間に読もうと本棚から引っ張りだしたものの
読めないまま帰宅。
痛みがおさまってきたのでぼちぼちと手にとっていますが、
先にすすむのがもったいない。
「豊かなことば」という表現しか思いつかないのが貧しすぎる。
豊饒な言葉の海に浸る幸せ。
それに加え、旅の話なので、
景色、空間、時間、歴史、植物に動物に・・・もう無限大。
しばらく、幸せをかみしめます。

おこもり生活のおかげで、この連休は映画に行けず。
仕方ないですが。
ああ、ついに10月がきますねえ。




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右胸が痛い??顛末記。

もし痛みの原因がわからず、不安になっている方がいたら、
届くことがあればいいなあと、覚えを置いていきます。

最近増えているのかどうなのかわかりませんが・・・
「帯状疱疹」にかかってしまいました。
病名を知るまでが長かった。
なんて姑息な、えげつない病だあ!!
・・・と叫んでしまいました。
病名が特定されれば、薬で治る病です。
治療に入るのが早いほうがよりよいです。
人生で一、二を争う痛さでしたけど(TT)。


少し前から、
なんだか脇あたりに妙な痛みがくるなあと思っていたのですが、
それも忘れたころに
右の脇あたりに神経を刺すような痛みが走るようになりました。
ちょうど出先だったので
どうしたもんだかといろいろ思案し、
とりあえず常備しているカイロをあててみたら
痛みが和らいだので、
できたら痛み止めが欲しいなあ・・・と思いながら
道中は騙し騙し過ごし、
帰宅途中にようやく薬局を発見し、痛み止めを購入。
しかし、効かなーい!それに不安が。
トシがトシだけに、ついにきたのかも、病が。

次の日に出勤するも、歩くのもつらいくらい痛みが増し、
まさか胸の病?いや、この痛みは神経じゃないか(経験はないので想像)?
周囲に聞いてみてもわかることはなく、
この日は痛みを抱えて走り回ざるを得ない事態で、
夕方クラスメイトに相談し、とりあえずここは「はり」推奨ということに。
帰宅後、痛みはさらに増し、
家にある温灸器を当ててみて少し和らいだあと、うとうと。
夜中に背中に穴が開いたようなスルドイ痛みでたたき起こされ、
胸下と背中に赤くなっている部分があることに気づく。
やけどするほど当てなかったのに、
なんでやねん。

とりあえず出勤。
荷物を持って一歩一歩歩くごとに痛いし、つらい。
早退して、はり初体験へ。
こんなものならこれまで避けて通らなければよかったと思うくらい
治療自体はあっけなく、フツーに痛みもなく、
体の歪みも引っ張っていただいて、ややすっきり。
「もしヘルペスが出たら、皮膚科へ行ってくださいね。」「?」
そのまま近くにある漢方薬局さんへ寄り、
ついでにと見ていただいたところ、
「これはヘルペスですね・・・。」
・・・やけどじゃなかったの?
すぐに皮膚科を案内していただき、その足で直行。
帯状疱疹が確定しました。
テキパキと軟膏を塗り、ガーゼをあて、
薬を処方していただき一件落着。
というわけではなく、その後も丸二日間激痛は続き、
薬が効くまでの我慢か~、と思いつつ、
家事は全面放棄しました。(諦めました。無理でした。)

二日後、ようやく動けるくらいに痛みがおさまり、皮膚科再診。
様子を話したところ、そんなに痛かったとは伝わっていなかったようで、
追加で痛み止め(リリカ)を処方されました。
・・・もっと早く主張しておけばよかった(無理だって)。
最初は二か所発疹が出ましたが、
次の日にはあっという間に「帯」状になりました(TT)。
早く治りますように・・・。

で、今回思ったことですが、
痛みももちろんですが、
原因がわからない=なにかトンデモナイ病??という不安が大きかった。
それに、
なんという性格の悪い病だろうかと腹立たしかったのは、
発疹が出るまでの何日もの間、「皮膚病」だと気づかないこと。
しかも、何十年も前にかかった水疱瘡ウィルスが
よりによって神経節の神経を辿って出てくるから、痛い。
(おかげで幼少時に水疱瘡にかかっていたことが確定しましたが。)
皮膚科に縁のない私のような人間は、見てもわからなかったし、
当初は病名を聞いても、
この痛みの直接の原因なのだとは信じられなかったくらいです。
もともと知識のある人なら、
「帯状疱疹なら片側だけに出る」
「痛みが先行して出るが服薬で治癒する」
などと思われるようですが・・・。
一日休みをもらおうと職場に連絡したところ、
内科には行かないのかー、検査は受けないのかーといわれ、
知らないってこういうことかと・・・(自分もだけど)。
痛いんです!!!

ということで
もし、おかしな、神経をつつくような痛みが「片側だけ」に出たら、
そして皮膚の一部が赤くなったら、
迷わず皮膚科に行くのが得策かと思います。
(できることなら、痛みが出た時点で診断がつけばいいんですけど。)
放置すればするほど、後々まで痛みに悩まされる率が高くなるようなので、
すみやかに治療を受けて(一週間の投薬要)、
できるだけ安静にするのがよいようです。

最後に、意外に苦労したのが、
背中に軟膏を塗り、ガーゼを自分で貼ること、でした。
痛さをこらえつつのガーゼ貼りは結構きつかった;;。
苦労を察して、友人が
ユースキン セヌール 塗るまごの手」 
を紹介してくれました(^^)。

ほかに「軟膏ぬりちゃん」など
種類もお値段もいろいろあります。
探してみるのもいいかもしれません。

(もちろん軟膏も塗れますが、
ガーゼを貼るテープをちょっと抑えるのに便利です。)

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2019年9月 9日 (月)

いきなりホビット庄が!

昨日つけていたイッテQを見ていたところ、
いきなりホビットン(NZ北島・マタマタにある映画ロケ地)が登場して
おお!!と一瞬テンションが上がりました。

NZにマシュマロキャッチに最適な場所がある、という前振りだったのですが、
マタマタは登場しただけでした;;。
(その後、どこかの私有地の洞窟というか、大地の亀裂へ移動。)

ちゃんと袋小路屋敷(多分)のドアも残っていて、
指輪につづきホビットの撮影も経て、
一大観光地?に変貌したんだなあと思っただけ、なのですが、
ちょっと嬉しかったのでした。

緑龍館か金のとまり木館(あるのか?)で
いつか一杯やりたいものです。

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2019年9月 8日 (日)

こんなところでつぶやき。

我が家の積読がどんどん増して、えらいレベルになってきまして、
ついに先日、本棚を注文してしまいました。
巨大なものではないのですが、
ものを減らすはずが、
どこにどの本があるのかわからないストレスに負けました。
必要なときに探せない本に意味があろうか。いや、ない。
明日どうなろうと、りんごの木を植えていいはず。うん。(←居直り。)

先日こういう本を再読しまして
(福岡にいった際に長くつ下のピッピ展に行ったので・・・)、

リンドグレーンの戦争日記 アストリッド・リンドグレーン 石井登志子訳 岩波書店
J.R.R.トールキン 或る伝記 ハンフリー・カーペンター 菅原啓州訳 評論社

児童文学の古典を読みたくなって大きい本屋さんに行ったものの、
目当てのものは見つからず、
ふと目をやると
原爆関連や戦地になっている国々の子供たちのお話等々があり
ついこういう本たちもゲット。

戦争といのちと聖路加国際病院ものがたり 日野原重明 小学館
新・戦争のつくりかた りぼん・ぷろじぇくと マガジンハウス 

さらに歩いていると、
内田センセイの新刊もあり、
新聞でしばしば見かけていた新刊本もあったので、
下記もゲット。

生きづらさについて考える 内田樹 毎日新聞出版
光に向かって這っていけ サーロー節子・金崎由美 岩波書店

ついでに気になる岩波ブックレットも買い足し。
(賢い人たちがさくさくと説明してくださるこのシリーズは重宝。)

重い。物理的に重い。わかってはいたけれど。
そして、気持ちとしても、重い。
気分を変えようと思ったのになんでやねん。
ということで、というと、
失礼かもしれないけれど、
下記もゲット。

お茶の時間 益田ミリ 講談社文庫

お茶の時間って、いいなあと、改めてしみじみとし。
そういうお国もありますよねえ。羨ましい。

そして、
普段はあまり摂らないよう気を付けている甘いものを
今日は久しぶりに解禁してしまいましたとさ。

どっとはらい。


(追記)
最近出た新書で目を通したのはこのあたり。
実はもっともっとありますが、きりがない・・・(だから本棚が・・・TT)。

売り渡される食の安全 山田正彦 角川新書
25%の人が政治を私物化する国 植草一秀 詩想社

謙譲の美徳、という言葉は
私の住むこの国からどこかにいってしまったようです。
人の噂をし、ねつ造し、がなり立て、
根拠や事実の確認が疎かなままでも
叩きやすいものを叩く風潮に同調して
溜飲を下げているある種の動きをみていると、
そもそも人権という意識は
持ちえなかったのではなかろうかとすら思えるこの頃。
人の人権も、自分の人権も。
私がずっと住んでいるのはにほんこく、という国ですが、
一体、私の知っていた同じ国なのかと。
それとも今の状態が本性なのか。

ああ、ホビット荘でのんびりお茶がしたい・・・(疲)。



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トールキンを観てきました。

悲しくて悲しくて、とてもやり切れない~~と
つい口ずさむこの頃ですが(疲れてます)、
これは行かずには済むまいと
早々に行ってまいりました。
(上映が決まった時点ですぐさまムビチケを買いました;;。)

指輪映画公開「前」のことをつい思う習慣が抜けず、
まさか原作者の映画が作られ
かつ大々的にわが日本で公開になるなんて
(そのくらい超のつくマイナー分野だったと思ってました←私の周囲では)、
と思ってしまいましたが、
皆さんの感想を見るにつけ、
むしろ感動が「薄かった」自分が変なのかもと思ってしまいました。

で、改めて思ったこと。

淡々とした美しい映画でした。
端々に、敬意や愛情やこだわりや
さまざまな優しいものが溢れている作品でした。
(いきなり戦闘シーンではじまるとか
ハードな場面がこれでもかと続くとかいうのは置いておきまして;;。)
感動が薄いというのは、
一応長年ずっと一ファンであり、
翻訳されている作品も自伝も目を通していて
すでにどこか自分の中の一部になっているようなところがあるから
なのかもしれませんが、
今、この混沌とした世界において、
まっとうな言葉、教養、思いやり、勇気、まっすぐな生きざま、愛情、
そういうものが真正面から
言葉や、言葉にならないシーンから語られていて、
思えばかつての自分も
そういうものから紡ぎ出されてきていた物語に
魅了されていったのではないかと思いいたりました。

14才で指輪物語に出会った私は、
大学に入学してしばらく経つくらいまで
ほぼ肌身離さず指輪物語の文庫版を持ち歩いていて
(巷でフラッシュガンダルフと呼ばれている表紙の版です~)、
一種の精神安定剤であり、
バイブルのようなものでありつづけました。
今はさすがに持ち歩いてこそいませんが、
物語の言葉、セリフの数々はいつも心のどこかにあって
何か起きるとふいっと頭に浮かんできます。
馬齢を重ねてみて、
教授の原点を映像で見せられて、
青年時代のあれこれが物語に反映したであろう影響が
若かったときよりも
身に迫って理解できるような気がしました。
つくづく映画を作られた方の読み込み(愛情?)のおかげかと。

芸術を心より愛し、敬意を払い、創造することを熱望した若い彼らの絆は
なんと美しかったことか。
↑は、さんざん使い古された表現ですが;;、
本来はこういうときに使うべきではないかと思えるくらい
本当に相応しいものでした。
(絆という言葉もまたこういうときにこそ使うものではないかと(以下略)。)

もう一度観ることができたら、
感想はもっとずっと深い深いものになりそうです。
芸術には意味がある、という言葉が、
戦時という非常時をも超えてきたからこそ真実と信じられる。
この一点だけでも、
素晴らしい映画だったといえるかもと思いました。

某氏がおっしゃっておられましたが、
芸術は正気を保つのに大変役に立っている、と。
私も同じことを真剣に感じるこの頃です。

あっちこっちを見つつ、聞きつつ、
休みながら行きたいと思います。



















 

 

 

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