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2017年3月

2017年3月 5日 (日)

はや三月・・・。

春のように日差しが暖かくなってきました。
とはいえ、まだまだぴりっと空気が冷たくて、
暖かくなってなおしっかり防寒しないと体調を崩します、という
外国の方のお話を思い出すこの頃。
伊達の薄着より明日の健康。
トシをとってきたようでもあり、
考え方が柔らかくなってきたようなところもあるような。

しばらく書かないままでしたが、
一向に明るい兆しが見えてこなかったのと
単純に体力と時間の問題があったからでした。
気持ちの充電は時々しておりましたので、
少しだけ置いていきます。

・・・ああ映画のことすら書いていませんでした。

昨年末から「この世界の片隅に」に通い始めて、
コトリンゴさんのクリスマスライブにも行きました。
なんてピアノの上手い人!!
それどころか、全身から音楽がほとばしってきて
リアルのだめというのはこういう人を指すのではなかろうかとか
(キャラは全然違いますが)。
小走りで舞台に上がったと思うと、
一気に次々と何曲もぶっ続けに弾きまくり、
やっと音が止まったと思ったら、
おっとりとした、緊張気味な声で少しお話をして、
また音の饗宴がはじまるというやたらと贅沢な時間で、
気が付くとあっという間に過ぎ去ってしまったという風情でした。
話をするお声やしぐさはおっとりといてふんわりとした妖精のようなのに、
あのふんわりとした歌声のほかに
凄いパワーの声も出るのに圧倒されてしまいました。
なんと豪華な時間だったことか。
すでに映画のCDは持っていましたが、
もう一枚ライブで演奏された(と思われる^^;)ものを買って
サインしていただいて一言お礼を言う時間をいただきました。
今年もまたライブに行きます。

年が明けて、
毎日のように不安にさいなまれる出来事が続いていますが
(主にはいずれ自由に話すことがはばかられるようになり、
かつ戦に巻き込まれかねないことです)、
ふと思い立って
某動物のお医者さん大人買い!(キンドルですが)をしたのをきっかけに、
もうすっかり読まなくなっていた
成田さんの作品を読み始めました(これももちろん大人買い)。
私が最後に読み切ったのはサイファまででしたので、
そのあとの「アレキサンドライト」と「ナチュラル」に手を出しているのですが、
読んでみて、なんだかほっとしました。
人間らしいってこういうことだったなあ、と思い出しました。
この頃から私はマンガから離れはじめたのですが、
それまでは、それこそ穴があくまで(いや開きませんが)
セリフも構図も暗記するまで「読んで」いました。
ことさらに、成田さんの描くものは大好きでした。
デビューしたころの作品を見たときのショックは
今だに記憶の奥にありました(←久しぶりに掘り出しました;;)
当時は最初の単行本はほぼ肌身離さず持ち歩き、
何度読み返したことかわかりません。
「指輪」といい、
思えばそれが「自分」なんだなあと思います。
(指輪は丸四年間、文字通り文庫本をずっと持ち歩いていました・・・;;。)

成田さんというと、
そもそも好きになったのは実はまさあき君のシリーズで、
そのあとの「あいつ」も大好きでした。
「ナチュラル」はその学生ノリを思い出すところもあり、
自由であること、自分自身であることを
あたりまえに大事に描かれていて
ああいいなあと、
今になって、または今だからからか、
しみじみと、埋没して読みふけってしまいました。
自分は日本人だという意識の強いハーフの少年JRに向けて
アリーシャが言い放つ
「あんたは日本人じゃないわ、あんたはJRよ!」
という台詞がいいです。
ずいぶん前に書かれた作品ですが、
今読んでみて、
なんだか正気に返らせていただいたような思いがしています。
今が多様性を考えなければならない時なのです。
まったく遅すぎるくらいなのですが。


二月、三月は私にとって、
身近な人の誕生日の多い月です。

学校を卒業して以来会っていませんが、
今日は親しかった友人の誕生日で
毎年のように、律儀に思い出しています。
きっと夢をかなえたであろう、
自由な翼を持った彼女が
どこかで幸せな一日を過ごしていますようにと祈ります。


どうか人がひと(他人)を当たり前に大事に思う世の中でありますように。










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