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2015年1月31日 (土)

ジミー、野を駆ける伝説

先々週に、いきなり流行りものに捕まってしまいまして、
自主隔離の憂き目を見ておりました。
以前罹った時はまだ特効薬などない頃で(いつ頃でしたっけ・・;;)、
熱が下がるまでひたすら耐えていたものですが、
時代は変わったなあと思う一方で、
体の方もくたびれてきているんだなあと思い及んでおりました;;。

それからまた全く気持ちの休まることがない日々が続いておりますが、
とりあえず先週は二本映画を見てまいりました。
一本はケン・ローチ監督の『ジミー、野を駆ける伝説』、
もう一本は、
そろそろ上映回数も減ってきたホビット4回目だったのですが、
夜中に起きたことで寝るタイミングを失ったお陰で、
一番観たかったテント内シーンを
見飛ばして(寝てしまって;;)おりました。
哀しい・・・(TT)。
そろそろ字幕がいらなくなってきたので
できるだけ耳をそばだてておりましたが、
もう一度リベンジに行く時間があれば(無理?)。
こちらでは、あと一週くらいで公開が終わりそうです。

というわけで、以下、ジミーの一言感想を。
『麦の穂をゆらす風』がかなりハードだったので、
ある程度覚悟?して観たのですが、
観てよかった一本になりました。
大戦前のアイルランドを舞台にしたお話でしたが、
今考えるとありえないような
不当で理不尽なことがまかり通る狭い世の中で、
若者たちの声に応えて、
私利なく真っ直ぐに「戦った」ジミーと仲間たち。
罪に問われると危惧しながらも行った
彼のスピーチが素晴らしかった!!
劇中の彼の言葉の一つ一つに心を掴まれるようでした。
それでも緑したたるアイルランドの美しいこと。
どんなに自由な魂が圧殺されようと、
彼の行い、彼らの伝えたことは消えない。
真実と愛と生きる喜びを簡潔に語りきった彼のスピーチを
常に傍らに置いておきたいと思いました。
もう本当に情けないことに、
こういう清々しくかつ本質的な言論が
見えづらい世の中になってまいりましたが
(垂れ流される音声から除かれていても
ちゃんとここにもあることを私たちは知っています)、
自分は人の心、命の側に立っていたいと強く思った時間でした。
あったかくて快活で高潔な人格者のジミーは
ちょっとだけ馳男さんを思わせるところのある素敵な人で、
歌や踊りの才能に満ちた陽気なアイルランドの人たちの
明るさや強さも素晴らしく魅力的でした。

やはり辛いお話ではあるんですが、
シンプルなお話に仕上がっていて、時折楽しさも感じられました。
機会があればご覧になることをお勧めします。是非!

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