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2014年3月

2014年3月16日 (日)

ホビット二回目。

二回目のホビットに行ってまいりました。
落ち着いて観られたはずの二回目ですがまたも息つく余裕もなく、
それでいてジェットコースタームービーではない
すみずみまで凝りに凝った物語の面白く楽しいこと!
ああ、贅沢な時間だったなあ、と満足のため息をついて映画館を出ました。
元が比較的シンプルなお話なので、
指輪のようにあのエピソードがあったなかったええこれだけーー??と
忙しく脳内確認および補完する必要がないので、
ゆったりと膨らませたお話を楽しめるという利点が大きいようです。
(原作と比べてあれこれ指摘できるだけの記憶力がないのが
幸いしているともいいます;;。)
私はとても気に入っている破のパートです。
二つの塔の時はもうあれもこれも心配で仕方なかったですから・・・(^^;)。
以下、感想の書き散らしです。

いまさらですが、マーティン氏がいいです、めっちゃいいです。
奥行きがどこまでもありそうでとにかく上手い、ユーモラスで可愛くて、
誰もがビルボが大好きになります。本当に素敵な俳優さんです。
対する?スマウグがあんなに出張っているとは実は思っていませんでした。
いいなあこの対決。ワトソン君がどこまでも捕まらないのがいい(違)。
というか、どなたも不死身ですよね、今のところ。
ドワーフの皆さんの結束の固さ、不動のチームワーク、
すぐに大騒ぎを始めるのにトーリンの一喝ですぐに沈黙するのは
やはりリーダーの偉大さか。
トーリンの的確な人使いについ感心。
原作の印象よりもドワーフさんたちがずっとよいです。
映画の中であれだけ活躍させられれば当たり前かもしれませんが;;
一人ひとりのキャラが立っているのはさすがPJ。
バーリンもまた皆が好きになってしまうキャラではないでしょうか。
穏やかで暖かい目で、長いつらい時を一緒に生きてきたトーリンをずっと支え、
仲間たちを支え続けてきた人。
トーリンもまた原作ほどの痛さはなくなっていてほっとしましたが、
これからどんどん辛くなっていく方ですよね(TT)。
妙に目立つポジションのボンブールですが、
今回は(も?)大活躍。足がめっちゃ早いです、巨体なのに。
樽と一緒にはじけるシーンは
デルトロさんの趣味かしらとなぜか思ってしまいました(←何の根拠もなし)。
心配していた映画オリジナルキャラのタウリエルさんがいいです。
キーリとの絡みも嫌な感じがしません。
エルフに憧れる詩人の立ち位置であるサムのキャラを
ちょっとだけ思い起こしたり、
限りある命のものが永遠の命をもつエルフに関わるというところでは
少しだけベレンとルシエンを連想したりもしました。
(キーリはホビットでも人間でもないですが。)
中つ国のモチーフとしては根幹にあるテーマであるし、
そういう意味では違和感はないかもなあ、と個人的には感じた次第です。
(←思いこみともいいます。)
また、そういう意味では、第三部がどうなるのか心配ではあるのですが(TT)。

それにしても、スマウグはやはり大トカゲかな~~と思いつつ(すみません;;)、
もしやこの辺がモーションキャプチャーか?などと想像しつつ、
楽しく観てまいりました。
カンバーバッチさん、もうもの凄く楽しんでいるのではと思いましたです。
ガン爺と対峙するネクロマンサー(死人占い師と呼びたい)も相当に。
そして、やはり武闘派魔法使いのガン爺でありました。
怒涛のドワーフ総攻撃に続くスマウグの黄金に塗れた飛翔、
ラストのマーティンの幕切れも良かったです。
ああ、やはりこの第二作は、私はとても好きです。
つくづく大雑把な記憶力の持ち主で良かった・・・(^^;もうね)

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2014年3月15日 (土)

あなたを抱きしめる日まで。

今週末はまさかの地震で夜中に目が覚めました。
一瞬身構えましたが、まもなくおさまったので再び眠りの中へ;;
個人的には阪神淡路以来記憶にない揺れで、
いかに日頃から危機意識も切迫感もないか
わかろうというものだと自戒しました。
本当に地震というものに耐性もなければ、全くもって鈍い。
中四国の住民の多くはそうなんだろうなあと(多分)
実感をもって再認識しました。
福島の事故が変わらず海洋被害等の拡大を続けている中で
何故か再運用を目論まれている(!)川内や、
伊方に何かが起これば
西日本もアウトだと分かっているのですが。
とにかく非常袋の準備だけは
いい加減に済ませておこうと思った次第でした・・・(_ _;)。

三年前の未曾有の大事故で切迫した危機を知らされて、
(安全だと)騙されていた!と思った方は多いはず。
忘れてはいけないし、もう騙されてはいけないと思います。
万一何か起こっても、誰も責任をとることはなく、
誰一人故郷に戻ることはできなくなります。
先日は瀬戸内さんと小百合さまの対談目当てに
初めて『女性自身』を買いました。
お二人のおっしゃるとおり、
原発と人は共存できません。
こちらには書きませんでしたが、
今年の311には、
原発さえなければなあ・・・と何度もつぶやいておりました。
未だに被害が拡大することなどなかったはずで、
町も人の生活も、とっくに復旧されていたのかもしれないのにと。

さて。
ここ二週間ほど体の内側も外側もボロボロだった私ですが、
今日は映画に行ってまいりました。
楽しみにしていた『あなたを抱きしめる日まで』。
予告を観て涙腺が壊れるのではと心配になっていましたが、
思った方向とは少し違うお話でありました。
ただ親子の話に泣かされる、というのではなく、
もっと静かで、深いところに連れて行かれた気がします。
主役はジュデイ様こと(←私の中では、です;;)ジュディ・デンチ。
チャーミングなアイリッシュのおばあちゃんを好演。
本当に素敵でした。
同行するインテリ氏とのやりとりも可愛いし、楽しい♪
少女時代に望まぬ妊娠をして修道院に入れられ、
そこで出産するも息子と引き離され、
というお話と聞いていましたが(いや、そうなんですが)、
アイルランドのカトリックの問題が絡んでいて、
さらに込み入っており、
少しだけ『オレンジと太陽』を連想(←全く違うといえば違いますが)。
罪の意識からずっと沈黙を守っていた彼女ですが、
ある日、息子の誕生日に自分の過去を娘に告白し、
娘があるジャーナリストに依頼して、
二人で息子を探す旅に出ることになるのですが、
このあとの展開が素晴らしかったです。
アイルランドの田舎で暮らしているおばあちゃんの芯の強さ、
つらい体験をしながら生き抜いてきた心の強さと美しさ、
・・・というような言葉では足りないくらいに素晴らしい何かに
感動させられるラストへと導かれていきました。
上手く語れませんが、語るのが勿体ないです。
是非映画を観て、
目と心で受け止めていただきたいなあと思いました。
信仰については私には理解できないところが多いですが、
ずっと自分の罪と信仰とに向き合ってきた彼女が、
誰よりも、「それ」を得たのかもしれない、と。
ある誰かと対比して、
鮮やかにそう感じさせられたように思いました。
確かに悲劇であるのに、
穏やかな終幕に暖かいものを感じた作品でした。
重いですが、つらいだけの映画ではありません。
お薦めです!

以下余談ですm(_ _)m。
二度ほど(確か)ギネスのパイントが登場しまして、
アイルランドの風景とも相まって、
いいなあ~~と全然違うところで反応しておりました。
ギネス大好きなんです・・・。

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2014年3月 3日 (月)

第86回アカデミー賞授賞式。

今日本屋さんでシアターガイドを眺めていましたら、
海外ニュース?のトップにヒューの名前がありました。
6月のトニー賞の司会の話題と
来年早々の舞台の話題でした!
少しハッピーな気持ちになりました(^^)。

さて、いよいよアカデミー賞の結果が発表となりました。
あまり騒ぐ余裕が無かったので
あっという間という気がいたしますが(_ _;)、
思ったほどの大外れ、ではなかったようでした(多分)。
以下、eiga.comから置いていきます。
http://eiga.com/news/20140303/19/

まずはケイト様おめでとうございます~~(^^)!
そしてやはり(私の好みと真反対(^^;;))『ゼロ・グラビティ』が強かった。
ダラス・バイヤーズクラブが主演・助演男優賞受賞もなんとなく納得。
そして『それでも夜は明ける』が強かったようです。
(この作品は是非観てみたいと思っています。キンキーブーツからのファンなので・・・。
以下、結果を貼りつけてみます。

作品賞:「それでも夜は明ける」
監督賞:アルフォンソ・キュアロン(「ゼロ・グラビティ」)
主演男優賞:マシュー・マコノヒー(「ダラス・バイヤーズクラブ」)
主演女優賞:ケイト・ブランシェット(「ブルージャスミン」)
助演男優賞:ジャレッド・レト(「ダラス・バイヤーズクラブ」)
助演女優賞:ルピタ・ニョンゴ(「それでも夜は明ける」)
脚本賞:スパイク・ジョーンズ(「her 世界でひとつの彼女」)
脚色賞:ジョン・リドリー(「それでも夜は明ける」)
視覚効果賞:「ゼロ・グラビティ」
美術賞:「華麗なるギャツビー」
撮影賞:エマニュエル・ルベツキ(「ゼロ・グラビティ」)
衣裳デザイン賞:キャサリン・マーティン(「華麗なるギャツビー」)
長編ドキュメンタリー賞:「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」
短編ドキュメンタリー賞:「The Lady in Number 6: Music Saved My Life」
編集賞:アルフォンソ・キュアロン/マーク・サンガー(「ゼロ・グラビティ」)
外国語映画賞:「追憶のローマ(イタリア)」
音響編集賞:「ゼロ・グラビティ」
録音賞:「ゼロ・グラビティ」
メイクアップ&ヘアスタイリング賞:「ダラス・バイヤーズクラブ」
作曲賞:スティーブン・プライス(「ゼロ・グラビティ」)
主題歌賞:“Let It Go”(「アナと雪の女王」)
長編アニメーション賞:「アナと雪の女王」)
短編アニメーション賞:「Mr. Hublot」
短編実写映画賞:「Helium」

もうひとつ、シネマトゥデイのリンクも置いていきます。
http://www.cinematoday.jp/page/N0061087
面白そうな記事があったのでこちらも。
http://www.cinematoday.jp/page/N0061097

フォトボムで大人気?のカンバーバッチ氏、
『それでも夜は明ける』に出演されているんですね。
(全くノーマークでした;;。)
観るのが楽しみです(^^)。

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2014年3月 2日 (日)

ホビット 竜に奪われた王国

この週もまたいろいろなことが起こりまして、
エオウィンというよりは
デネ侯の気持ちがわかる気がしてきたところで、
せめてセオデン王の気持ちくらいまで戻らないとまずいだろうと
思いなおしていた始末でございました。
(分かる方だけ分かっていただければ・・・←多分無理(_ _;;))

さて。
気がつくと、アカデミー賞授賞式は
もう日本時間の明日となってまいりました。
特にこれ、という思い入れがあるものはありませんが、
このあたりが受賞されると嬉しいかも、というのはいつものようにあります。
参考までにこちらのリンクを置いていきます。
オスカーノユクエさんから。
http://oscar-no-yukue.com/2013oscar_win_prediction.html#sactress
アメリカン・ハッスルはどこまで行けるかな~と思ったり、
ダラス・バイヤーズクラブが実は強そうかも。
やはりケイト様を推したい私ですが(ブルージャスミン楽しみ!)
エイミー・アダムスはとても良かったんですよね。
世間で推されているゼロ・グラビティに食指が動かないのは
大変私らしいなと思うところなのですが、
私の希望(予想)は大抵外れますので(^^;)
こちらの方が有望かも。

滅入っていてもことは好転しませんので、
ともあれ、この週末はホビットに行ってまいりました!
まだ「スマウグの荒らし場」とある前売りを購入しておりましたので
映画の日を避けて出かけてみたのですが、
やや客入りに不安が・・・。
最初の週の観客数で
以降の公開期間やスクリーン数などが決まってくる、
というようなお話も耳にしました。
行く気満々の方々、なるべく早目のご鑑賞をおすすめいたしますm(_ _)m。
なるべく長くかかって欲しいですから。

以下感想ですが、
あまり筋に触れないようにして印象を置いていきます。

のっけから、ここから入るのか~~!と、
指輪三部作から入った方なら
すぐに世界に融け込めること請け合いの
素敵な導入でした(あれは「ニンジン」ですよね・・・)。
原作は基本的にシンプルなので、こういうアレンジはありだなと。
全体に、指輪に続く物語であることが
とても意識されているように思いました。
肉付けされた物語、あらゆる細部がそうだったと思います。
心配していた女性エルフのキャラクターも良かったです。
キーリがイケメンなのはそーいうことかと思いました。
目立ちますが、なにかと気の毒な役回りでした(特に今回)。
エルフ王は、原作通りでもあり、そうでもなくもあり、でしたが、
「森のエルフ」をよく捉えているようにも思えました(←なんとなくですが)。
そしてある意味今回のメインキャラクターであるレゴラスは
目立ってました。もうがっつりと。
ファンの方は絶対に見逃しては駄目です(私が言うまでもなくですが;;)。
そして、やはり指輪につながる設定、
人となり(エルフとなり?)や彼の人生がどんなふうに形作られていったのか
垣間見られるようにうまく作られているなあと思いました。
グローインとの絡みもあり、
のちにエルフと親交が深まるというのはこの辺からか?と
思わせてくれるところも良かったです。
第二部にあたるので、
やはりなにかと急展開して次回を待て、ということになるのですが、
前三部作の作りと同じように構成されているのかなと思いました。
原作ではやはり語られない(枚数が全然足りませんので)
「ガンダルフの冒険」(?)と並行するように
どきどきしつつ観られる構成になっていました。
最初のあたりで登場したビヨルンですが、
え~、えーー、と言っている間に過ぎてしまいました(^^;)。
こんなものかなあとも思ったのですが、
つくづく食事シーンが楽しくないPJ映画でありました・・・。
クモ襲撃シーンはまた指の間からこっそり観たのですが(苦手なもので)、
ここも歌なし;;。
しかして、指輪のエピソードに持っていくのにおやと思いました。
どこででもよく捕まるドワーフモブ(爆)ですが、
見せ場は沢山用意されていたのは
第一部と同じで大いに見ごたえあり。
樽のシーンがそこまでつらくなくて良かった良かった。
死人占い師とスマウグのところでは、思わず耳を澄ませました。
そしてバルドのキャラクター、演出ともに良かったです。
いい役者さんですね~。
第三部も楽しみになってまいりました。
(ウェールズは私にとっても憧れの地です。
原作読者で、瀬田さんの解説をよく読んでいた多くの人は
きっとそうだろうと勝手に思っております(^^;)。)
ラダガストも健在でしたが、彼を呼び出した意味がよくわからず。
突然のガンダルフの出奔がガラ様テレパシーによるものというのは
はっきり分かってよかったのですが、
そのあとの展開も別に伝えてもらう必要はなかったような・・・。
(↑やや理解が追いついておりません。)
幕切れはやはりここか、というところでした。
待て、次回、といわんばかりに。
観ながらいろいろつっこんでおりましたが、
バランスよく、かつまんべんなくゴージャスな時間でありました。

もちろん(!)まだ前売り券はありますので、
また日を改めて、観に行きたいと思っております。


(追伸)
パンフレットを買いに行くと、
早々と第三部の前売りが発売されていました。
特典はホビットメモパッド(確か)。
またもシンプルなチケットでございました(きっぱりと色違い)。
もうタイトルが変わることはないでしょうが・・・。

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