« 指宿滞在。 | トップページ | 最近観た映画。 »

2013年12月 4日 (水)

映画人からの呼びかけ。

気が付くとすっかり冷え込み、
秋物を軒並み冬物に入れ替えることになった先週末でした。

ヒューがデボラさんに勧められて検査を受けて、
良性の皮膚がんが見つかって治療したという
やや心配なニュースや、
スマウグのワールドプレミアが日本時間3日の
お昼頃から開催されたという話題も見えていますが、
今週はとにかく落ち着きません。
今後の日本の行く末が決まりかねない週です。
なので、少しだけそちらの話題を置いていきますm(_ _)m。
(特に大人が)目をそらすことは絶対に許されないことです。

今日の報道ステーションを見ながら
胸が悪くなる思いでした。
明日の地方公聴会を夕方になってまたも強行決定したそうです。
数にものを言わせて衆議院に続き強行採決を目論んでいる様子。
現与党の人々は何のために政治家になったんだろうかと
根源的な疑問が頭をよぎり、行き先を失ってしまいました。
ちなみに、衆議院の採決前の福島の公聴会でも
全員が廃案もしくは慎重審議を表明し(でも強行可決)、
本日の参議院の参考人の方も二人が廃案、
一人が慎重審議を唱えていました。
与党議員の顔を見ていると、
そもそも議論する能力も意志もなさそうで、
その場をしのぐことしか考えていないように見受けられるものばかりでした。
安定は希望とか、与党のストッパーとか言っていたはずの公明党といい、
有権者を無視するにも程があるのでは。
選挙前にこんな話は一言もなかったばかりか、
かろうじてのお約束もことごとく反故にする無体ぶり。
小選挙区制のおかげで
わずか20パーセントの得票で大勝を得たばかりか、
違憲認定されている議員が
数の暴力を行使してこんな横暴を行うとは
もう言葉も出ません。
この法案がもし通れば、議員はいわばお飾り同然となり、
大手を振って官僚の天下となることが見えてきます。
言論の自由も人権もないがしろにされる
窮屈で生きにくい、「掃蕩」前のホビット庄のような世の中になるのでは、と
ずっと心配しております。
今でも表に出ない沢山の「不都合なこと」が隠され、
何も知らされないままに健康を害されて短命となり、
あっという間に戦争のできる国にされてしまう道が見えています。
(裏ではこっそりいろんな法案が通っていますしね。)

先の衆議院での議会のすることとは思えない強行採決を受けて、
各界で廃止を求める声がさらに増え、矢継ぎ早に上がっています。
(法律界からは何度も上がっているので略。)
反対する学者の会の参加は2000名を越し、
音楽・美術・演劇・映像・出版など表現に関わる人の会(表現人の会)の
賛同者も3600人越え。
そのほか、日本映画監督協会、日本児童文学者協会、
日本シナリオ作家協会、日本美術家連盟、日本脚本家連盟も声明。
毎日新聞の世論調査では、
 特定秘密保護法案に「賛成」29%、「反対」59%、
 「賛成」と答えた中で「今国会で成立させるべき」8%、
 「今国会成立にこだわらずに慎重に審議すべき」86%、
 安倍内閣の支持者でも「慎重に審議すべき」81%。
一方海外からも
国連弁務官が
「日本国憲法が保障する情報アクセス、表現の自由を適切に守る措置がないまま法制化を急ぐべきではない」と懸念を表明。
http://togetter.com/li/593910
確かアムネスティからも声明が出ていたと思います。
この状況で強行採決すれば、
自由世界からの日本を見る目は完全に変わるでしょう。
ちなみに韓国で同種の法案が出たときには廃案にされたそうです。
韓国の方は戦争の重みも恐ろしさも身をもってご存じですから。

このブログとしては
こちらの声明が出ましたので置いていきたいと思います。
以下、貼りつけてみます。

映画愛する皆さん秘密法案反対を 高畑勲監督ら
http://www.47news.jp/CN/201312/CN2013120301002378.html

「映画を愛する皆さんが反対の声を上げてくださるよう、心から呼びかけます」。日本の映画監督や俳優ら269人が3日、成立の可能性が高まる特定秘密保護法案に反対するよう、映画人やファンに求める呼びかけ文を発表した。

 高畑勲、山田洋次の両監督ら5人が連名で呼びかけ文を作成。2日までに、是枝裕和、宮崎駿の両監督や俳優の吉永小百合さん、大竹しのぶさんら日本を代表する映画人を含む264人の賛同が集まった。高畑監督らは3日に「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」を結成し、廃案を目指すとしている。

先週末は国会周辺で市民が声をあげましたが、
その中には高校生たちがいたそうです。
http://togetter.com/li/597355?page=2
ツイッターから一つ貼ってみますと、
 首相官邸前なう。秘密保護法に反対して高校生達が 
 シュプレヒコールを上げている。
 「大人達は無関心を装うな。こっちの未来がかかってんだぞ。
 被害を蒙るのはおまえ達の子供だ!」。 
 少年少女達の声が冬の夜空に響く。
その通りです。おばさんは涙が出ました(TT)。
もうひとつ、
 高校生「2月に入試がある。追い込み中だが今日声を上げなければ
 もう上げられなくなると思い来た。親は5年間も選挙に行っていない。
  “ 秘密保護法なんてメディアが騒いでいるだけ ” とまで言う。
 本当に失望した。若者が行動しなければならない。
再び涙。大人は一体なにをやっているのか。
民主主義は一人一人の意識と努力によって維持されるものです。
それを学ぶ機会がやっと巡ってきたような気がします。

明日明後日が本当に山場になりそうです。
国会周辺では沢山の人たちが頑張っておられますし、
連日、スケジュールがあるそうです。
通りすがりでもいいから行ける方が裏山です。

ささやかですが、片隅から叫んでみました。
しかし、嘘と出鱈目と人権侵害をものともしないお金まみれの居直った大人が
子供に何を教えられるというのでしょうか。
しかも「道徳」などを持ち出して。
誰かの言葉のように、全ての言葉が「ひっくり返って」います・・・。

|

« 指宿滞在。 | トップページ | 最近観た映画。 »

いろいろつぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 指宿滞在。 | トップページ | 最近観た映画。 »