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2013年8月19日 (月)

続いて二日目。

開けて二日目。
この日の昼公演は楽しみにしていた
キムさんバルジャンと福井さんジャベールでした。
自分的にはジーザスとラダメスの重量級大物対決!!

Photo_3 

期待以上でした、吹っ飛ばされまして言葉も出ませんでした、いや本当に。
お芝居を観るようになってせいぜい10年あまり、
それもほとんどが四季ですが、
これまで観たお芝居の中でも間違いなく最良のものに入ります。
久しぶりに(約1年ぶり?)
生きていればいいことがあるものだと思ったほどでした。
体中で、心臓が痛くなるような音楽の幸せを感じました。
お芝居と一体になった感動というところまで行っている自信はありませんが
・・・(なにせ鈍いので;;)。
心と体が本当に震えまして、
気がつくとなぜか
こぶしを握り締めたり胸を押さえたりしておりました(自分でも謎・・・)。
おそらくはこれを幸せと呼ばなくてなにをそう呼べばいいのかと。
アンサンブルの素晴らしさはそのままなのですが、
この主演の二人の声たるや、
更にいくつも抜けてそのはるか上を行き、
どんなに声が重なっても朗々と響き続け、
こんな豪奢なサウンドが出来上がってもいいのかと思うくらいに素晴らしかった!
この日は一階で観たのですが、
音響は最高に良かったです。もう泣けるくらいに。
音響に全く詳しくはないのですが、心地よさに全身を包まれるようでした。

キムさんが素晴らしい歌唱力の持ち主だということは
もとより承知していましたが、
あのジーザス役を自由自在に軽々とこなされて
度肝を抜かれたのがまだ四季におられた時のことで、
はたして改心シーンは溜めに溜めて、
これでもか、と聴かされてしまった、と思いました。
参りました。やはり凄い。
20601~(←日本語では違うかも)では、
もうお見事でした、という他はない素晴らしさ。もう震えるばかりでした。
完全に劇場の空気は彼の思うがままになっているようでした。
うっかり惚れそうになりました(^^;)。この方、立ち姿もとてもキレイです。
ブリングヒムホームも、まさに思うがまま、観客の心わしづかみ(多分)。
そして、福井さん。
ラダメス(←だから違;;)もずっと進化していました。
とても強そうなのに落ち着いていて、心も強い、そういう感じを受けました。
人間的な威厳も感じるくらいに。なんというか威風堂々。
哀れさなんて、微塵も感じないどころか、
そんなことは考えるだけでも恐れ多い滅相もない、というようなジャベール。
星よ、ではぶっとびました。言葉になりませんでした。
胸が苦しくなるような気がするくらいに。
(この舞台を見ている間はしょっちゅう息が詰まっていたようです私。)
この瞬間に劇場は完全に、今度は彼のものとなっていました。
ワンデイモアの重唱はもう至福そのもので、
感動に打ち震えながら前半を終えました。スバラシイ!!

後半に入り、エポニーヌのシーンへ。
昨日の方に続き、とてもよかったです。
この日一階で観ているせいかよく目に入ったのがグランテールとガブローシュ。
この二人は仲良しなんですね。
そして、グランテールがある意味一番普通の人間だったのではないか、
「革命中」でなければ皆、彼のようであったのではないかな~と
(彼の世間の見方、と言ったほうが近いでしょうか)
なんとはなしに思いつつ観ていました。
あの仲間の中にあって、
ある意味一番つらくて切ない人のように感じました。
旧演出は存じ上げませんが、映画版と同じだとするなら、
彼らの最期の描き方はかなり変わったのかなと・・・。
それでもアンジョと二人並んで運ばれていったのでしょうか。
(私の席の位置からはよく確認できませんでした;;。)
舞台に向かって左寄りの席だったのですが、
学生たちに捕まったジャベールを開放するシーンがこちら側の袖であったので
オペラグラスなしでガン見できました(眼福でした(^^))。
下水道のシーンですが、
テナルディエはバルジャンにブッ飛ばされていませんでした;;
(確か昨日は飛ばされていた気が)。
彼のバルジャンは細身だけど強い、でも無駄には暴れない(多分)。
だんだん神々しさすら感じてきました。
その感じはラストに近づくにつれ強くなっていきました。
下水道からマリウスを抱えてきたバルジャンに
ジャベールはどうぞ!と思いっきり道を開けているようにみえました。
それは彼にとって正しい行動になってしまったのかなといぶかりつつ、
自殺のシーンは一体どうなるのかと思っていましたが、
彼は彼のなにかを貫いてまっさかさまに落ちて行ってしまいました。
私の理解は追いつかなかったけれど(凡人なもので;;)威風堂々と、
きっと彼のままで彼の心が決めたままに
その道を選んでいったのではないかと。
それにしても、なんでこんなにいい声なんですか~~~(TT)。
そして最後の大合唱ではさらに新たに鳥肌が。
そしてここにジャベールがいたならば、と
福井さんが居ないことで
その存在感がクローズアップされた終幕でした。
アスランはカロールメンの若者も救ってくれたのになあ(それはナルニア)。

観客はもちろん総立ち、拍手はいつまでもやみませんでした。
隣に座っていた女の子は飛び跳ねんばかりにして声援を送っていました。
一期一会だという言葉が観ている間に何度も頭をよぎりました。
この舞台に出会えて、本当に幸福でした。

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