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2012年4月29日 (日)

善き人

というわけで、
先週のある日に善き人を見に行ったのですが、
この日は宮島に渡って、市内直行の航路を利用してみました。

一度乗ってみたかったので
人が来た時の下見にと理由をつけてトライしたのですが、
物凄く便利(同じ日の午後に映画館に行ける!←オイ)で
きわめて快適だったものの、
観光で利用するにはやや中途半端かなという感じがしました。
(そうかといって普通に利用するにはややお高め;;。)
スタッフの方の感じはよかったのですが、
せっかく沢山の島々が見られるので
もっと案内を増やしてくれたらより楽しめるのに、
ちょっともったいないかな~と思いました。
今はJRやほかの航路でもいろんな路線が出ていて、
特に週末にはいろんな船が走っているので
(たとえばこんなのとか)、
たくさんの人に楽しんでもらえればいいなあと思います。

GWに入るのに大丈夫かな~と心配になったのが、
先の4月の低気圧の影響で大鳥居の屋根が破損し、
今は補修のために足場が組まれているので、
知らずに来られた観光客の方が
がっかりされないかということでした。
枠組みを気にされなければ
なんということはないんですけど・・・。

008_2
今はこんなになってますm(_ _)m。

すでにソメイヨシノは葉桜になっていましたが、
八重桜は満開で、しだれ桜もキレイでした(^^)。


さて、やっと映画のお話です。

母の介護、(おそらく介護に疲れて)やや精神を病んでいる妻と
子供たちを抱えた家庭で一人奮闘しつつ、
大学で文学を教えている教授が、
以前出版した小説をたまたまヒトラーに気に入られ、
成り行きでナチスに入党せざるを得なくなり、
気が付くと親衛隊の肩書きを持つようになり、
大切にしていたユダヤ人の戦友との友情も遠くなってしまい、
気が付くと・・・という具合に、
彼なりに誠実に生きているのに
罪を犯す側に立つことを拒否することができなくなってしまった、
というようなお話で、
見たところ本当にありそうなくらい「普通」なのですが、
日常の方が狂ってしまった場合
普通でいることが罪になってしまうという
やりきれないような恐しいお話でありました。
もとの舞台の方は(ブラック)コメディなのだそうですが、
こちらでは淡々と静かに、
哀しさが満ちて行くような感じがしました。
そういう役柄であったのか、
それとも彼が演じたからそういう風になっていったのか
わかりませんが、
ヴィゴの佇まいが
すっかり「気弱で真面目な教授」になっていたのが
やはり見事な化けっぷり、でした(^^)。

一番印象に残ったのは、
ユダヤ人の友人を助けようとようやく決心した瞬間に
鏡に映った彼自身のSSの制服姿でした。
彼の心から一番かけ離れているものに
気が付くと着られているというおぞましさ。
ヴィゴの目の表情が忘れられません。

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