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2012年3月18日 (日)

ヒューゴの不思議な発明

ということで、今回は3Dに挑戦してみました。
近くのシネコンでは3Dは吹替えしかなかったので
字幕は諦めましたが、
リー様の台詞は御本人のお声で聞きたかったので
その点が少々残念でした。
(ふと気が付くと、
この日はジュード・ロウ出演作品を続けて観たことに。)

さてさて、どんなお話なのかなと
期待して観に行ったのですが、
全てにおいて豪華だな~と嘆息するような映画でした。
この上なく隅々まで美しく作られた絵本のようでした。
寡黙な少年の住む駅の描写からはじまり、
ことば少なにお話が少しずつ展開していき、
ゆっくりと状況が見えてきて
周りの人々の様子も少しずつ描かれ、
やがて少年少女のちょっとした冒険がはじまり、
時代に隠された「秘密」がゆっくりと姿を現してゆきます。
最初はなんのつながりもなさそうだった様々なものが
集約されて最後の大団円に至っていく過程が
とても穏やかで、
それでいて緻密に計算されて組み立てられた
時計のような鮮やかさでした。
大げさなアクションも大胆なストーリーもなく、
絵本的な(とてもゴージャスな!)美しさと
入れ子細工に隠されたようなメインストーリーに潜む
溢れるような映画愛が溶け合った
それは美しいお話でした。
なんといっても最後がハッピーエンドだったのが
なによりの救いでした。
皆本当は悪い人ではなかったので、
一見悪役のこわもて氏もまた幸せになったのも良かったです。
(お話は最後がよくなくっちゃね、と笑う
誰かさんを思い浮かべました。)
これまで観たどのジャンルの映画とも違い、
どの映画にもまして映画愛の溢れている作品でした。
画像そのものを心ゆくまで楽しむことができ、
まことに至福の時間でした。

ほぼ前情報を仕入れず、
かつパンフレットも買わなかったので
映画本体以外の情報はないのですが、
本屋さんで文庫を見つけたので購入してみました。
この本がまたすこぶる美しい作りでした。
これから読むのを楽しみにします(^^)。
ひとつ謎だったのが、
「発明」というのは一体「何」のことだったのかと・・・。
この謎が解けるといいんですけど。

参考までにアマゾンのリンクはこちら

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