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2010年7月19日 (月)

オーケストラ!

本日でいよいよマンマ公演は千秋楽を迎えました。
さぞ盛り上がったことでしょう!
長い間広島に来てくださってありがとうございました。
次は静岡に移っての公演の大成功を
陰ながらお祈りしています。
さて、夏休みとともにきっぱり夏がやってきました(暑・・・)。
夏休み映画を横目に見つつ
こちらではようやくはじまった「オーケストラ!」を見に行ったのですが、
のんびり出かけていったら
なんと一番前の席が一つだけ空いている状態で驚きました。
(いつも前の方で見ているので特に問題はなかったんですけど;;。)
未見の方は
前情報なしで見ていただいた方が
驚きとともに楽しめるのではないかと個人的には思います。
以下、ネタばれがほんのりあるような一口感想ですので
ご注意くださいませ。

たたみかけるようなロシア語の応酬に
なんだこの国民のエネルギーは~~と圧倒され、
米原万里さんの本を思い出しました。
ブレジネフ政権時にボリショイの指揮者をやめさせられ
今は清掃係をしている元マエストロが、
たまたま事務所に届いた
フランスの劇場からのコンサート依頼のファックスを手に入れ、
同じく解雇されて日々の生活に追われている楽団仲間と
ボリショイオケを名乗って出演してしまおうという
とても上手くいくわけがないという試みが、
あれよあれよとさしたる妨害もなく進んでいきました。
その展開がありそうでありえなそうで(ないか)可笑しくて(^^)。
メンバーがまんまと無事にパリに着いたかと思うと、
蜘蛛の子を散らすようにパリの街に消えていく
その逞しさ、したたかさ。
どきどきはらはらさせられつつも
全編にユーモアが溢れていて、
ロシア人もフランス人も皆相当にしたたかで可笑しい。
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とともに
後半から展開するエピソードと
リベンジ(マエストロと楽団員皆)の行方は
音楽の効果と相まって
気がつくと涙腺が壊れていました(またですか)。
描かれているのは相当に重い歴史や悲劇であるのですが、
軽やかなハッピーエンドでくるんで終わる
泣いて笑えるいい映画でした。

同じようにこの映画の公開を待っている人が
たくさんいたのかしらと不思議な気持ちになったのですが、
実は大人気だったのですね~。知りませんでした。
来週にはいよいよインセプションに行ければいいなと思っております。

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