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2010年1月17日 (日)

パブリック・エネミーズ

少しは落ち着くかと思っていた先週は
過去例を見ないほど盛り沢山の出来事が続きまして
大変でした(TT)。
毎朝うっすらと雪が積もって寒かったですが、
そこまで大雪にはならずに済みました。
今朝は寒波も少し緩んで、
久し振りの暖かい日差しを喜びつつ、
ようやく寒中見舞いにも取りかかれました。
早いもので、もう1月も半ばを過ぎてしまいました・・・。

ということで、忘れかけていた映画の感想;;です。
この監督さんは何を狙ったのかなとしばらく考えていたのですが、
善人であることに価値がある
まっとうな「昔気質」の通用する良き時代が終わり、
暗い時代へと移っていく時期を切り取って
じっくり見せてみたかったのかしら・・・などと思いいたりました。
(やや無理やりですけど;;。)
その手法も、内容をリアルに掘り下げるというよりは、
時間を贅沢に使って画像作りに重点を置いて
あえて説明や掘り下げを避けたのではと思えるくらいでした。
役者さんたちが文句なく皆よかったので、
とにかく美しい映画ではありました。
ジョニデのファンの方にとっては垂涎ものの必見映画ですし、
そのほかの役者さんたちを見るにも
よい作品だったように思います。
クリスチャンは苦悩の警察官僚(FBI?)を好演していました。
時代もののスーツが似合っていましたし、
ブルース坊ちゃまとは一味違う、不安げな目が不憫でした。
まっすぐな気質であるようなのに
非道なことに手を染めていかざるをえない苦悩をしょった
たたずまいがなんともいえず・・・。
(なので、最後のテロップを見て嘆息してしまいました。)

そしてウェナムさんですが、
のっけから登場した人を見て、おおまさか?と思い、
たしかアップのところもありまして、
ああ、ウェナムさんが出てるよ~と喜んでいました。
あまり台詞がなかったなと思いつつも
全体に淡々とした展開で台詞が少なく、
主役級を除いてはあまり目立つ人もいませんでしたので、
中盤くらいまで姿が見られてよかったなと思うことにしました;;。
もちろん銀行強盗は悪事ですが
仁義ある紳士(?)であるデリンジャーと、
「社会を守る」立場の者として銃は持つけれど
(でもやや簡単に殺めすぎではないかと)
同じくルールを守る捜査官メルヴィンが、
凶悪化していく警察(!)と悪党たちに追い詰められて
存在意義をなくしていくくだりは
やりきれないような無力感を感じました。
官憲の横暴だよこれ、とつぶやきつつも、
悪党の方もどんどんエスカレートしていく時代。
そっちの方を取り締まらんかいとやや怒りを覚えつつ、
社会の敵って一体誰のこと?とは心の中のつぶやき。
警察側の黒い帽子とコートが大体胡散臭すぎました(←偏見)。
舞台がシカゴということで、
これもやや無理やりですが、先のヒューとダニエルさんの
二人舞台を連想してしまいました。
撃ち合いシーンの銃声がけたたましくてつらいものがあり、
ひりひりと痛ましさを感じましたが、
銀行強盗のシーンやカーチェイスのところでは
一瞬ダークナイトの雰囲気を思い出したりもしまして、
この感じは住みたくない町ナンバーワン(えーと個人的に;;)
ゴッサムシティに少しだけ似た感じを受けました。
作品としてどうだったのかといいますと、
ちょっと見るのがつらかったなあという気持ちがありますが
(まるで明るいお話ではないもので)、
マリオン・コティヤールが演じたビリーはよかったです。
警察に捕まって尋問を受けるシーンと最後のシーンの彼女は
そこだけでも見る価値があるほど魅力的だったと思います。
つまり(やはり?)、
役者さんを見るにはいい映画というお勧めの仕方が
一番妥当なように思える作品でありました(^^;)。
あえて書いてはいませんが(爆)、
ジョニデの演技は本当に見ごたえがありましたし、
もちろん一挙一動が大変美しかったです。

この日は3が日のおしまいの日でしたが、
「かいじゅうたちのいるところ」や「Dr.パルナサスの鏡」、
「恋するベーカリー」「ダレン・シャン」と
予告編がとても充実していました♪
この作品たちに会える日もまもなくやってきそうです。

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