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2009年11月10日 (火)

私の中のあなた

さて、今週も残業で明けてしまいました~。なんでなんだろう。
忙しいせいなのかどうかわかりませんが、
この週末はやや風邪気がきまして、
引き続き大人しくしておりました。
とはいえ、いいかげん上映が終わってしまいそうでしたので、
ようやっと『私の中のあなた』を見に行きました。
小さいシアターに移ってはいましたが、
お客さんはまあまあ入っていました。

そもそもアビゲイルちゃんを見たくて行ったのですが、
不思議な調和のある作品でした。
「白血病の姉を救うドナーになるべくして
人工授精で生まれてきた妹」のナレーションではじまり、
妹がもうドナーにはならない、と親を訴えて
一体どうなっていくのかと驚かされるわけですが、
お話の主軸はそこからだんだん離れて行きます。
訴えた理由は見ているとなんとなくわかってきますが、
とても切ないようでもあり、
その反面ある種の救いを覚えるところもありました。
不治の病気の家族を抱えた家庭で
どんなふうにお互いを思って団結できて(時にケンカもして)、
日々を幸せに暮らすことができて、
最後に迫る選択を
本人と家族がどう選んでゆくことができるのか、
厳しい状況をどのように受け止めていけるのか、
死とはなんなのか、その先はどうなっているのか、
別れのあとにどんなふうに生きていけるものなのか
・・・というお話だったかといいますと、
私自身が自分の気持ちをトレースしたり、
お母さんや周囲の家族の気持ちにシンクロしたり
(お母さん役の盲目ぶりなど人ごととは思えず)、
こういう考え方もあるのか、とか
こうできたらよかったのに、とか
いろいろと浸ってしまっていたので、
一般的にはどう感じられる作品なのか
全く心もとないのでした(^^;)。
で、前半の終わりくらいからずーっとだらだら泣きっぱなし。
二人きりの最後の日のシーンなどもう大変でした。
(本当にまだ出るかと思うくらい。)
死んでしまうことが悲しいからではなく、
母娘のお互いを思う愛情の深さに息が苦しくなるくらいでした。
この娘さんはすごすぎます。
こんな別れ方ができたら
お母さんはきっと救われるだろうなと。
彼女の「気持ち」に同意した弟(兄?)妹も偉い。
本当に素晴らしい「勇気」であったと思います。


友人Aはタオルハンカチが手元から離せないほど
それぞれの登場人物に深く感動したといい、
別の友人Bはわりとあっさりとした印象だったようでした。
白血病と聞くと
日本の古典的ドラマを一瞬彷彿としますが(つい;)、
そういう「熱さ」からは離れた、
少し距離を置いた形でバランスよく語られた
物語だったように思いました。
たくさん泣いた後に
幸せな気持ちになれる映画、という友人Aの感想に
ほんのりと納得できました。
三人きょうだいの演技もとてもよかったのですが、
とりまく大人たち(特にお母さん)も素晴らしく、
裁判官の女性がとてもよかったです。
やるときゃやるのお父さんも
持病持ちの91%勝てる弁護士も介護犬も
みんなみんな良かったです。

ほぼ大絶賛の感想(そうでもないか?)になりましたが、
泣きすぎてちょっとくたびれてしまいました(^^;)。
あと数年経って気持ちが落ち着いてから、
改めて見直してみたいです。

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