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2009年2月 3日 (火)

007/慰めの報酬

1月31日に発表された米監督組合(DGA)賞は
『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督が受賞しました。
Variety Japan
やはりこの作品が今回の賞レースを制したのだなと
はっきりわかる結果でしたが、
個人的にはここまで集中しなくても・・・と思う気持ちもあります。
ノーランさんがこちらでノミネートされただけでも
喜ぶべきなのでしょうか。

2月、3月は映画の日が日曜日!ということで、
この映画の日には
公開すぐで大人気(らしい)の
二十世紀少年もマンマ・ミーア!も置いて
007を見てきました。
前作の復讐譚?のようですので、
ともあれ見届けておきたかったのでした。
(上映館が割引がきかないところでしたので・・・^^;;。)

いきなり始まる始めのシーンのカーチェイスから
のけぞってしまったのですが、
物語の展開の特急ぶりもカメラのブレ具合も
並みのアクションもののレベルではなく、
特撮ヒーローに匹敵する不死身ぶりと身体能力を
発揮したボンド氏でした。
そして相変わらず荒削りで乱暴(爆)。
時々『バットマンビギンズ』が被って見えたくらいで、
『チェ』のゲリラ戦での狙撃手たちは
皆腕がよかったんだなあ、よく当たっていたな~と感じるほどに、
こちらの作品では弾丸が行きかってもなかなか人に当たらない(爆)。
ボンドを演じるクレイグ氏の身のこなしは今さらながら凄かったです。
どうしてあんなに身が軽いんでしょうか。
まだまだ練れていない駆け出し君は
勢いあまって相手を殺してしまうことが多く、
いささかハードすぎるアクションは前作から変わりませんでした;;。
カーチェイスからはじまって
飛行機のチェイスまでありましたので、
だんだんボンドらしくなってきたようにも思いました。(そうか?)
これまでのイメージとはかけ離れて
やや超人的な感じはしますけど、
なんといいますか、小道具に頼らず、
本人自身の「戦闘能力」で切り開いている感じがします。
コンピュータ類の進化はすさまじいものがあるのですが、
ケータイのGPSが
フォックス氏作のものに見えて仕方なかったりしました(^^;)。

さてお話ですが、
正直全部理解しきれていないのですけど;;
おおまかなところで・・・。
恋人ジェスパーを失ったボンド氏は
復讐心を持ちながら
冒頭で拉致してきた(彼女を操っていた)ミスター・ホワイトを尋問し、
背後にいる組織の存在を知り、ハイチへ飛びます。
そこで同じく別の相手に復讐心を抱いたカミーユと出会い、
組織のトップであるグリーンを知り、
その企みを止めようと動くのですが、
SI6内部にボンドを陥れるような動きもあり・・・
というようなところだったと思います(^^;←ひどい)。
誰が味方で誰が敵か、
誰と誰が騙し合っているのか、
いま一つ掴みきれないところがありましたが、
ラストにある種の救いもありまして
(救いのないところも相当ありました。
もう一人のボンドガールなど気の毒すぎ)、
カミーユとの2ショットもよかったです。
美女なのですけど、
瞳に少し少女らしさを残しているような印象がありまして、
私には好印象でした。
そして、誰の見分けはつかなくてもグリーン氏だけは
予告編を見たときから
なんだかいや~な印象が残っていました。
この人は誰だろう、と思ってしまう
なんというか「いっちゃっている」目でした。
その期待は裏切られませんでしたが、
前作に比べると、
物語自体はやや平坦な感じがしました。
(理解しきれなかったのは主に
登場する人間が誰かということなのでした;;。)
舞台が中南米でしたので
『チェ』の物語背景と重なって見えたりもしました。


まだまだとってもハードボイルドなボンド氏ですが、
次回作以降はどうなるのかとやや気になります。
どのくらい脱皮すると従来のボンドに行きつくんでしょうか。
どうかするとSFアクション映画に見えてしまって仕方ない
(というか、そういう観点ですっかり見てしまいました)
新世代のボンドなのでした。

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