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2008年11月23日 (日)

彼が二度愛したS

ジャンルがあまり(全然)得意な分野ではないので
ちょっとどきどきしながら見ましたが、
正直なところを言いますと、
お話の規模に対して役者さんたちがゴージャスすぎたかな・・・
と思える節がありました(^^;)。
役者さんたちのファンの方にはぜひ、
また都会のサスペンスの雰囲気がお好きな方にも
おすすめできるかと思いますが、
そうでない方には・・・難しいかなと思いましたです(爆)。
始めの取っ付きあたりで、
もう少しひねりがあったほうがいいなあと思ったり
(ヒューとユアンの演技を見るにはいいんですけど、
役どころに対してなんというかゴージャスすぎるんですよ;;)、
お話が進んでいくにつれて
ああ、軌道に乗ってきたわ~と安心してしまう
老婆心ぶりを発揮してしまいました(←かなり失礼)。
お話が一応謎解き(サスペンスですから)ですので、
あまりそのあたりに触れないようにして
以下感想を述べてみます。


お話としては割とシンプルで、
主人公はきっぱりユアンで、
ユアンの成長・脱皮物語といっていいような気がします。
これは私見(というか私情)なのですが、
背広を着たユアンが私はあまり得意ではありませんで
(最初に観た映画の印象のおかげです)、
ある意味『ウォンテッド』のマカヴォイさんに匹敵しそうなくらい
ここまでトホホな設定にしなくてもと思えまして
(こちらはいわば純朴すぎるんですが)、 
演技派ぶりがよくよくわかるだけに
ちょっと初期展開が痛いなあと感じました。

安易すぎるほど簡単に騙される展開も気になりましたが、

時々突然場面が展開するのも気になりました。

単に私がぼーっとしていて不意をつかれたともいえますが、

もう少し丁寧な伏線が欲しいかなと思えるところもありました。
後半にきて、ユアンがどんどん輝きを増してきて、
最後にやっと背広を脱いでジャンパー姿になったところで、
おお、お帰りユアン、と言いたくなってしまいました(爆)。
(バイク旅や『アイランド』の印象に近い感じでした。)
全編を通して、
今さらながらこの人は本当に演技派なんだなあと思いまして、
彼の演技をじっくり見るにはいいなと思いました。
製作のヒューはさぞ楽しく仕事をしたに違いありません。

以下、ヒューのファン目線でちょっとだけお話に触れますので、
一部白文字にいたします。


コンピューターの場面で
絶対何か細工するに違いない、と思って見ていましたが、
『ソードフィッシュ』のスタンを連想したのは
ファンとしてはお約束(?)。

もっとも立場が逆になっていまして、
今回のヒューの役はむしろ脇で、

ロクデナシの小悪党・・・(^^;)でしたので
巨悪の主演をはったトラボルタのようなしぶとさというか
スケールはのぞめませんでしたが、

実に楽しそうにやってるなあと思いました。

いや、ほんとうに悪い奴でした(でも小物)。
後半の展開をみていると

成り行き?で殺された最初の女性や
代わりに火だるまにされた人が気の毒すぎました。
殺された意味があまりにもなかったようで;;。

ラストにいたる締めについては
・・・ああほんとに小悪党だったなあ・・・(TT)。
『タロットカード殺人事件』のセレブ氏に
近い印象があったような気もしますが、

後半はチンピラ系が入っていたようでした;;。

(「正体」のコピーの写真が長髪にヒゲで
こっちの方がかっこいいじゃん、と思ったのはやはりファン目線;;。)

スペインに飛んで、
あーそういうことだったんですか、の場面で

やっぱり歌って若干踊ってますよ~と思えるふしがありまして、
こーいう場面でも
どうしても健全さを感じてしまうのはどうなんでしょう。(私だけ?)
だって踊ってますし・・・。

まあ、楽しそうだったからいいか。(いいのか?)
エンドロールの楽曲のところで、
パフォーマンス:ヒュー・ジャックマンと書かれた曲があり、
これかな、あれかな?と思いつつ
つい笑みがこぼれてしまいました。

基本的にこういうノワール系の話が好きなのかな~と思いつつ

見ていた次第なのですが、
かえってヒューのミュージカルや
パフォーマンスが見たくなってしまいました。
心なしか演技の端々が踊るようにも見えましたので、つい;;。
しっかり悪党に見える今回のヒューでしたが、
個人的にはもっと複雑な役柄を演じてほしいなと思うところでありました。


ミシェル・ウィリアムズについては
『ブロークバック・マウンテン』の印象があまりに強いので
(というかそれしか見てないもので)
うわ、化けるなあ・・・と思ったのが正直な感想でした。

彼女については
あまり厚みがないキャラだったかなという気がしまして、
やはりちょっともったいないような気がしました。
そういうお話ですので、
これはこれでよいのでしょうか;;。


脇を固める女優さんも贅沢だな~というキャストで、
マギーQはしっかり出てはいましたが
やはりなんだかもったいない出し方でした。
豪華キャストの演技を楽しむ作品として、
またNYの風景や雰囲気などを味わうのにはいいかもしれません。

詳しいあらすじやキャストなどについては、
allcinemaのリンクを置いておきますので
こちらからどうぞ。


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