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2008年10月 6日 (月)

トウキョウソナタ

昨日と打って変ったお天気となりまして、
お昼頃から雨がしとしと降り出し
なんだか冷んやりとした一日でした。
例によって隙を見て映画館に行って買い物をしてきましたが、
今日はなかなか盛況でした。

観たのは『トウキョウソナタ』だったのですが、
ここまで普通災難が降ってはこないでしょう、というくらい
クライマックスにいたるまで徹底的な破壊ぶりでしたが、
問題がこの家庭に凝縮されすぎているだけで、
みんなとってもいい人だったり、いい子だったりするのでした。
(小学校の担任は人格的に先生に向いてないと思いましたが。)
ほんとに出来すぎ君と言ってもいいくらいで、
こんないい子はそうそういない気がします。
誰もが皆、もう一言話し合えばいいところを黙ってしまうので
そのへんに問題が集中していて
かなりもどかしさを感じましたけど。
そして息子たちは
本当にお母さんが大好きなんだなあと思いましたが、
こんな素敵なお母さんなら
男の子にとっては一生の恋人でも仕方ないかと
妙な納得をしておりました。
リストラされたお父さんにしても
個人(人)のモンダイというよりも社会のモンダイで、
会社社会では目先のコストを下げるという名目で
結局全ての質を落として
貴重な人材をどんどん使い捨ててスクラップにしてしまうという
大変な無駄遣いをした挙句に
結局薄っぺらでつまらないものになり下がっている現実を
改めて目にさせられました。
また子どもたちはなんでも手に入る環境にあるようで
実は価値をおける場所やモノを見つけられず
必要な情報や知恵を与えられることなく
精神的にも現実でもさ迷うことを余議なくされているようです。
そんな感じで、
お話が進むにつれ
じわじわと締め付けられるような重い現実を次々に喰らうのですが、
語りはあくまでたんたんと静かで優しいのです。
「お母さん」の小泉今日子さんに救われるところもあり、
無口で優しいけど結構ストレートな次男君が
とてもいい感じでした。
中盤からいきなり登場した
とても芝居の濃い人(役所広司)にはびっくりしましたけど、
いちばん笑いを取ったのが彼というのも
悲しすぎるかもしれないなあ・・・と思いました。
かくて家族がここまでばらばらになってしまったところで
再生するのかな・・・と思っていましたが、
ラストはえーと、結構涙腺に来ました。
静かです、美しいです。
ある種なんの変哲もないのですが、
胸が震えました。
公開中ですのでこれ以上は控えます。
淡々としていてバランスのよい作品でした。
役者さんたちも皆いい感じでした。
個人的にはお母さんと次男が良かったです~。


その小泉今日子さんですが、
先日本屋で特集記事を見つけてぱらぱらと見たところ、
こちらは『グーグーも猫である』関連記事のようで、
グーグーの監督はじめ小泉さんも皆さんも
大島弓子の大ファンだ、と書いてあったように思います。
SWITCH
なんとなく納得し、嬉しくもなりました。
またあらためて雑誌をゲットしに行こうかなと思っております(^^)。

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