« クリスマスのお楽しみ。 | トップページ | 『ファウンテン』到着。 »

2008年6月 7日 (土)

大元帥旅立つ。

映画情報サイトさんで見かけたのですが、
SF作品の翻訳家であり作家であり、
TV番組制作者でもあった野田昌宏さんが
6日に亡くなられたとのことです。
私は中学生の頃に
キャプテン・フューチャーのシリーズを読んだくらいで
ファンです、といえるほどの者ではないのですが、
当時TVアニメになっていたものが仲間内で大流行しまして
(時は未来、ところは宇宙、と始まるあれです)、
その勢いで原作本も(仲間内で)ブームになりました。
年がすっかりバレバレついでにもう一つ、
仲間内では「キャプテンフーちゃん」と呼んでいました。
(↑某雑誌のマンガからのネーミングです。
フーちゃんカーティスの声は広川太一郎さんだったかな(?)。
番組はとても面白かったし主題歌も流行ったので
再放送を待っていたんですが、見た記憶がありません。
ほかの番組は何度も再放送があったんですけど、
いまだに謎です。
(確か未来少年コナンと同枠でした。)
様々な翻訳によるスペースオペラ伝道活動(?)のほかに
「スター・ウォーズ」原作の翻訳も手掛けられたそうで、
SFファンの間では「宇宙軍大元帥」と呼ばれておられるんですね。
これからもずっとそう呼ばれていただきたいなと思います。
ウィキペディアを覗くと早々に没年が表示されていて、
ネット上の更新の速さに眩暈を覚えますが、
そのおかげで
どんなお仕事をしてどんな作品を書かれていたかも
瞬時に知ることができるのでした。
小説は全く読んだことがないのですが、
ネーミングからして、すごーく面白そうです。
代表作であるらしい『銀河乞食軍団』なんて
遊び心と浪花節がほどよく詰まっていそうで、
相当間の抜けたタイミングですが読んでみたくなりました。

あちこちのサイトへ飛んでいるうちに
ペルシダーの翻訳の話題を見かけましたので、
当時読んだシリーズは絶版かしらと思いつつ探してみました。
多分これだと思うのですが。

「少年少女世界SF文学全集」 (あかね書房)

やはり絶版でした(^^;)。
ラインナップがこの通りだったのか
今ひとつはっきり思い出せないのですが、
素晴らしい揃えのシリーズです。
中学校の図書館に置いてあったのですが、
新設の学校だったので
おそらく本も一から全て購入されたと思われ、
そこにこの子供向けSF全集と児童文学のハードカバー本が
どーんと揃えられていたとは
今から思うとラッキーだったと思います。
(『ホビットの冒険』はあったけれど『指輪』はなかったので
それだけは自分で購入しました。)
初読時に、ものすごい映像世界が浮かんできて
たいへん衝撃的だった『地底世界ペルシダー』は
野田さん訳で読んでいたと思われます。
当時は相当にショックというか気持ち悪かったかも・・・;;。


氏の訃報に際しまして
ファンのお一人は
氏は宇宙へ旅立たれたと書かれていました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
どうぞよい旅を恙なく・・・。

|

« クリスマスのお楽しみ。 | トップページ | 『ファウンテン』到着。 »

いろいろつぶやき」カテゴリの記事

コメント

木曜日からあまりネット見てなかったので、mayさんの記事を読んでビックリです。
野田さん・・・特別にファンなわけではなかったですが、ペルシダーシリーズ(内容覚えてないけど)好きでした。創元文庫で読みました。
キャプテン・フューチャーのアニメも見てました。
SF作家の方の訃報を聞くと、ああ、旅立たれたのだなと思いますが、A.C.クラーク氏に続く旅立ち。他の作家さんはもう少し地球に居てくださいよ、と思っちゃいました。

投稿: wata | 2008年6月 7日 (土) 23時14分

私もファンといえるほどではないのですが、キャプテンフューチャーは本当に好きでした。SF界の重鎮が次々に旅立っていかれるのは本当に寂しいです。(なぜか年を取らないような錯覚があるので特に。)今朝の新聞に氷室冴子さんの訃報と並んで載っていて、脱力してしまいました。
かなりの方々に去られてしまいましたが(TT)、まだまだ地球人を見捨てないでいただきたいです。

投稿: may | 2008年6月 8日 (日) 00時46分

これこれ、そう、このシリーズです。小学校の図書室にあったお気に入りの本たち。中でも「両棲人間」と「怪奇植物トリフィドの侵略」は圧巻でした。前者は人間の浅ましさと繊細さが、後者は文明のもろさを思い知らされた作品です。
そういった自分にとって大事な本たちを送り出してくれた方たちが亡くなられるのは本当に悲しいことですね。特に氷室さんの年齢を見たときには、早すぎる、と思いました。心からご冥福をお祈りいたします。

投稿: てんてん | 2008年6月 8日 (日) 20時48分

このシリーズで合っていましたか。さすがによく覚えておられますね。
お馴染みの作家さんたちが次々にいなくなってしまうということは、それを読んできた自分たちもまたそれだけ長く生きてきたということなんだと思い知らされます。ですが、まだまだご活躍いただきたかった方々がおられなくなるのは本当に寂しいです。

投稿: may | 2008年6月 9日 (月) 00時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« クリスマスのお楽しみ。 | トップページ | 『ファウンテン』到着。 »