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2008年6月24日 (火)

ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛

今日は朝から病院に行ってまいりました。
ドックの人々に混じって
初の胃カメラ(こういうお初ばかりでもうなんだかTT)にトライしたのですが、
ほんとにまな板の上の鯉とはこれか、という感想でした。
同意書にのどの麻酔とは別に、
鎮静剤の静脈注射の希望ある・なしチェック欄があるのにちょっと引きましたが、
結果的にのどの麻酔だけで、それほど苦闘せずにすみました。
うっかり病気なんかするもんじゃないと思いました;;。
検査を受けるだけでもえらいことです。
結果はOKでしたが、
またあと少しすることが増えましてやれやれなのでした。
カラダの定期チェックも溜めない方がよいようです。
そのあとにいろいろ考えるのも面倒になりまして、
えいっと映画に行きました(オイ)。
西の魔女とナルニアの上映開始時間が同じで
ちょうと中間の場所にいましたので、
少し考えてからナルニアに行きました。
ということで、手早くナルニアの感想をいかせていただきます。
そろそろ公開も終盤近くになってきましたので、
以下特にネタばれの配慮をしておりません。
未見の方はご注意ください。
(たいしたことは書いておりませんが;;。)


原作の筋をそれとなく覚えているという立場での感想ですが、
思ったより、トンデモ度は低かったです。
色々な噂を聞いて、
ある意味期待値をどーんと下げていたのが大きかったのだと思うのですが、
そこまで筋は変わっていませんでした。
ピーターが意味もなく暴君もしくは子供じみた設定にされていて
不憫だったとか、
スーザンがさらに大人度を上げてナルニアからさらに遠ざかり
またすっかり女戦士にされてしまいどうなんだろうとか、
そういうひっかかりはありましたが、
まあ、映画ですから(それでいいのか;;)。
戦闘シーンが拡大しているのではという危惧は
当たってはいましたが、
実際大苦戦だったという記憶がありますので、
そのあたりの説明をしっかりすぎるほど補足してあるだけで、
おじ一党のいかにも典型的な大人の卑怯ぶりも
堅実に(爆)補足してあるという風に見られました。
ミナス・ティリスとか黒門とかオスギリアスとか
いろいろ連想が走るのは仕方ないとしまして(もうお約束で)、
ルーシィのエピソードが割にきちんと入ってたので、
そのあたりは嬉しかったです。
森の中でスーザンが
なかなかアスランを「見ることができない」のが、
「全く見えない」ことにされていまして、
最後のスーザンの原作にない「追加」シーンも
映画興行?用のアレンジとしてだけでなく、
彼女が「大人」になったエピソードの続きのように見えました。
(「上のきょうだいたちがナルニアに来るには年をとりすぎた」という
台詞は見えませんでしたが、なかったのでしょうか?)、
ルーシィがアスランと会うエピソードも
簡略化されていたけれどあってよかった、というべきなのでしょうか。
映画のアスランはつくづく愛嬌があるな~と思うのですが、
原作ほどに厳しさがないのは、
あくまで映画ですから、このあたりで押さえておいて正解なのでしょう。
最後になって都合よく出てくる、と巷で言われてしまうのは、
このあたりの筋(おそらくキリスト教的な部分)を省いてしまっているので
説得力に欠けるのかなと思います。
もっとも、クリスチャンでない私には
理解できていないところがいまだにありますが。
(前と同じことは次には起きない、という台詞にも
なにか意味があるのでしょうね。)
原作の筋をそのままたどると
バッカス一党が登場してしまうので、
それを避けた(としか思えません)のもあるかも。
シンプルといえばシンプルですが、
映画としてうまくまとまっているように思いました。
それはそうと、個人的に嬉しかったシーンは
どうしてもルーシィがらみになりますが(御贔屓なもので)、
トランプキンさんとのシーンが大変良かったです。
(ちゃんと字幕がオチ・カになっていましたが、
トランプキンの文字を見た記憶がないです;;。)
楽しみにしていたリーピチープは
想像以上にでかかったといいますか、
しばらく声の低さと造形に慣れませんでしたが
(なんというか頭の形が想像と違っていまして)、
仲間と共に活躍することすること、最高でした♪
ラスト近くの尻尾をなくして落ち込む長を見て
ものいうネズミ一族が皆
自分の尻尾を切り落とそうとするエピソードは
おおちゃんと入っているよ、と思いつつ、
知っているにもかかわらずじわっとしてしまいました。
そして、ご都合主義といわれようが
これが白眉でしょう、と思ったのが
森の逆襲でした。
これだけは指輪の上を行っている、とすら思える
エントもびっくりの見事な動きでした。
(二つの塔のエントの動きは、
申し訳ありませんが勘弁してください・・・でしたので特に;;。)
全体にバランスよくエピソードを拡散した感がありまして、
一番描かれなかったといいますか、
割を食ったのはカスピアン王子のようでした。
絵としてはしっかり使われていたのですが、
ピーターとの不毛な絡みが中心になってしまったので
少々気の毒でした。
ぴりりとよい役だったのはエドですが、
思ったより背が伸びすぎたようには見えず、よい感じでした。
(ルーシィもでっかくなっていましたから。)
この3名は次回作に期待、です。

ちなみに子供のときにこのお話を読んで
一番印象に残っているのが、
リンゴ攻めにあって
きょうだいが苦労してじわじわ進むあたりのところだったのですが、
このあたりの大変さは
当然ながら映画ではかけらも出てきませんでした。
もう一つの楽しみは様々な食べ物飲み物の類でしたが、
(木のためのご馳走すらありました)
松露とりの作ったスープがかろうじて出てきたのみでした。
このシリーズは結構食べ物の描写が多いのですが、
次回は少しは出てくるでしょうか。(やはり無理?)

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