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2008年6月18日 (水)

たまにはピアノ。

奇跡のカンパネラ(K2HD) Music

奇跡のカンパネラ(K2HD)

アーティスト:フジ子・ヘミング
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2005/12/16
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クラシックは好き(というより幼少時からの刷り込み;;)ですが、
この頃はCDを探しにお店へ寄るということが滅多になくなりました。
本屋さんにはさすがに出かけますが
探しやすいのもあってアマゾンで検索することが多くなったので
(単に出かける回数自体が減ったともいいます)
ましてやCDをや、というところです(^^;)。
たま~に無性になにか聴きたくなることがあるのですが、
今回はたまたま知り合いの方に
フジ子・へミングさんのピアノを聴きませんかと聞かれ、
私も御多分にもれず
数年前のTVの特集で彼女の存在を知り
ただ驚き、印象に残っていた口で
一度ちゃんと聞いてみたいと思っておりましたので
有難くお借りしました。
これが大変良かった、です。
びっくりするほど良かった、と言ってよいくらい、
今の私の気分にとても合いました。
耳になじみのある小曲を集めてあり、
長すぎず、聴きやすかったのもあるのですが、
軽いけどきちんと耳に入りかつ邪魔にならず、
聴いていてとても心地よいのです。
これでもかときらびやかにテクニックを使われるという感じはなく、
とんでもなく上手かと問われると
そういうことは全く私にはわからないのですが;;、
たとえばツィマーマンのピアノをはじめて聴いたときには
この上手さはなんだ!とひっくり返るくらい驚きましたが、
そういう種類の驚きとは全く異質のものでした。
たとえてみると、
肌に触れてくる微風や光のように
自然で心地よく、
気がつくとろくに耳に入らないままに終わっていました、
などということはなく、
何かをしながらでも、ちゃんと耳に入ってくるのです。
相当無理なたとえをしてみると、
上質なエッセイのようとでも言えるでしょうか。
完璧に出来あがったクラシックの様式を借りた彼女の声とでも。
こういうピアノもあるんだな~と
静かに感動したのでした。
本当に心地よく過ごせるので
しばらくはこのCDを聴き倒したいと思います。

話は変わりますが、
ようやく少しだけ『ファウンテン』の特典と本編を見てみました。
これも「ながら」で、なかなか時間が取れないのですが、
レイチェルによるヒューのインタビューをちらちらと聞き、
演じるヒューにとっては
これはどういう物語だったか、というコメントを
興味深く聞きました。
(少なくとも死を前にしてどうこうという問題ではなかったのかな。
さらに創世記の解釈ほかがよくわかっていませんので、要再見です;;)

三つのお話に「分かれて」はいますが、
実はフィクションと夢幻が拡散して
のちに現実に収束するお話なのかなという気がしてまいりました。
(つまり「現実」は一つ。)
観た時のコンディションその他で
違う意味に取れるお話のような印象がありましたので、
近いうちに時間を取ってきちんと観たいと思います;;。
このお話のことを考えるたびに連想するのは
なぜか萩尾さんの『銀の三角』で、
こちらも断ち切れない連鎖を抜けるまで
夢幻とも現実ともつかないものが
宇宙と時空を果てしなく拡散して
やがて収束する物語であったような記憶があります。
そういう種類の物語はSFには多々見受けられるのでしょうが、
絵と言葉の美しさもまた共通しているように思いました。
こちらも理解するどうこうというよりは、
わからないけれど感動し、気がついたら涙腺にきていました(^^;)。
『百億の昼と千億の夜』(萩尾さん版)も
わからないけれど面白く、何度も読みました。
(光瀬さんの原作も何度も読みましたがほぼ理解不能でした;;。)
頭で理解できなくても感動することはできます。
といいますか、
映画でも物語でもその世界に埋没して
感情移入(もしくは体感)するのが自分流なんだなあ、と
つくづく思うようになりました。
なので、何を書いてもレビューではなく感想になるのでした(爆)。


とりとめのないことをたらたらと書きましたが、
今日はこの辺りで。

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