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2008年5月10日 (土)

ジーザス・クライスト・スーパースター

昨日は寝不足の頭で帰宅したのですが、
たまたまつけていたBShiで
『ジーザス・クライスト・スーパースター』の放映予告が流れたもので、
速攻であれこれを済ませ、
午後9:30からのハリウッドエクスプレスの再放送もちら見して、
途中からになってしまいましたが、なんとか見られました。
この作品は、ロイド・ウェバーとティム・ライスの音楽が
ほぼ全てといっても過言ではないだろう!
という期待を持って見たのですが、
舞台同様それは裏切られることはなく、
歌・音楽ともよかったです。
舞台の映画化とも聞きますが、
ウィキペディアによりますと
舞台化される前に出されたコンセプト・アルバム(LP2枚組)が
元になっているということです。

マリアの「今宵は安らかに」の途中から見始めたのですが、
なかなか・・・シュールでした。
なんというか自由自在に演出されてます;;。
最初に音楽を聞いたのは85年前後のラジオ放送で、
当時はそれを録音して聞いていたのですが、
映画を見てみて、あれは映画版の歌だったのかと
改めて思いました。(リバイバル上映のあった頃ですし。)
ピラトやヘロデ王のパートも結構好きなんですが、
まさかこういう図だったとは思ってもみませんでした;;。
ピラトはともかく(スネイプ先生を彷彿としてしまいましたが)、
ええと、「プール」ってこれだったんですか。
王は半パン姿で
奇抜なメイクをした取り巻きとともに
ユーモラスなチーム・ダンスを披露しつつ、
死海のほとりでリゾート中。
笑いを誘うともにうら寂しさが増してしまいました(^^;)。
(申し訳ないですが、舞台版のイカレ具合の方が好きです;;。)
現代(当時の)色を織り込んだ演出なのですが
(時々戦車や飛行機も登場もあり
公開当時(1973年)の現地事情も加味されているような)、
屋外の遺跡や岩砂漠を背景に
きわめて簡素なセットを添えただけの中で踊り歌い演技しているので
野外劇のような趣がありました。
どこかで見たような感覚だな~と考えたところ、
ケネス・ブラナーの『魔笛』を思い出しました。
ロケ地がほんとうに現地のようでしたので
ヨルダンがどこかかなと思ったのですが、
イスラエルで撮影したのだそうです。
いろんな意味で「深い」作品なのかなとも邪推してしまいました。

さて、歌ですが、
四季版に慣れているとやはり似て非なるものでした。
(シャウトするにしてもやはり歌い方が違います。)
手元にあるCDはブロードウェイ版で、
主役2名のほかは結構キャストが被っていました。
最初にジーザス役のテッド・ニーリーの声を聴いたときは
細く高い感じがしましたが
たまたまそういうパートだっただけのようで、
様々な音程や声量をコントロールされていて、大変よかったです。
ユダの最期は地面に吸い込まれていくんだろうか、
でも砂砂漠がないよな、と考えていると、
坂を上っていってしまいました。なるほど(爆)。
最後の「スーパースター」「ヨハネ伝19章41節」では
思いのほかユダとコーラスが
のびのびと画面を独占していたので
最初のアリアを聴き損ねたのもあってほっとしましたが、
映像で見る磔刑はかなりきつかったです。
(舞台ではアップで見ることはないですから。)
メル・ギブソンの『パッション』なんてとても見られそうにありません;;。

ということで、
つい舞台と比較しつつ見てしまったのですが、
つくづく映画と舞台というのは性格の違うものなんだな~と思いました。
舞台では極力周囲の環境などは省略され(というか物理的に無理)、
想像力で補填される性質があるので、
注意が俳優さんの歌や全身の演技に集中します。
一方映画ではロケーションも含め
あらゆるところに心配りをすることが可能で、
クローズアップもできれば、
遠くに人物を突き放して背景に溶け込ませることもできます。
舞台版を見たときは際立った主役二人のせめぎあいに集中し、
気が付くと終わってました、という状態だったのですが、
映画ではむしろ群集心理の身勝手さ、未熟さ、愚かしさが
印象に残りました。
野外でのダンスは革新的ではありましたが
印象が拡散するような気がしまして
少しもったいないようにも思いました。
(オペラ座の映画化を見たときにはそこまで思いませんでしたが、
あれは歌のみで踊りはありませんでしたから。)
公開当時に見ていたら、
かなり衝撃度が高いものになっていただろうなと思いました。
思わぬところで見るチャンスがあって幸運でした。

そしてもう一つ、周回遅れで根性で見た
ハリウッドエクスプレスの再放送ですが、
登場週の週末ランキングで10位になった“Deception”は
多分やな奴のはずのヒューばかり見ておりました。
早く本編が見たいです。
エンディングに流れたのも“Deception”でしたが、
山寺さんはヒューについてよくご存知ですね。声も当てられてましたし。
ヴァンヘルや美女と野獣のことまで短い時間で触れられていました。
ユアンとヒューとどっちが好きか、と逆に振られて、
ユアンの名前がなぜかいつも出てこない、
というようなことを言われてました。
確かに「好き」といわれましても困るでしょうが。
また是非、ヒューの声を当てていただきたいなと思います(素敵でしたので^^)。

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