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2008年5月19日 (月)

最高の人生の見つけ方

全米での公開の始まった『カスピアン王子の角笛』ですが、
週末興収は初登場1位を記録したそうで、まずはめでたしです。
eiga.com
また日本公開に向けて、
ベン・バーンズ君が18日に来日したとのことです。


さて、『最高の人生の見つけ方』ですが、
シネコンでしか上映されていなかったので
平日の休みを利用して行ってきました。(休日の長蛇の列に並ぶ根性はなし;;。)
長い人生を乗り越えてきた大物二人の余裕の共演で、
重いテーマでも安心して埋没できる作品でした。
たまたま同じ病室の住人になり、
ともに余命6ヶ月を宣告された二人のオヤジが
やりたいことを書き出した「棺おけリスト」を実行に移す、というお話ですが、
病人1(ニコルソン)は病院のオーナーにして大富豪、
病人2(フリーマン)は生活のため自動車修理工をやっているが
本当は歴史の教授になりたかったインテリにしてよき家庭人。
ニコルソンが演じるというところで、
この大富豪が相当はじけた方なのは想像がつきましたが、
期待しすぎて、結構普通のオトナに見えました。(変人は変人です^^;。)
フリーマンの演じるオヤジさんは
至って理性的でおだやかな紳士なのですが、
新たな友とはじける表情が大変よろしかったです。
想像したより淡々と大人しい(←なにを期待していたのか;)
おだやかなお話だったのですが、
最後になって知己を得たニコルソンほど
最高の時間を見つけた人はいないよな~と思えました。
なので、最後に至るくだりも「泣かせる」ものではなく、
自然に胸にしみる感じがしました。
最期の時を迎えるまでの時間は
本当は等しく誰にもあるのですが、
それまでを意識して生きるというのは難しいことですし、
また本当は今日をきちんと生きてなんぼなんだなとも
思いました。
どうせ死ぬならこれまで頑張って稼いだ金だってもう無用。
スカイダイビングでもなんだってやってやれ。
これもまあ大富豪だから可能だったわけなんですが、
ゴージャスな世界一周よりなにより
二人が大事に思っているものが別のところにあり、
かつあまりにも嫌味がなかったので、
気がつくと一緒に残り時間を楽しむ気分になっていました。
ヒマラヤの荒天は残念でしたが、
リストの望みは結局全てかなえることが出来まして、
その締めもよかったです。
そして、あの秘書氏がよかったです~。
ああ、そうくるのか~と、胸にじわっとくるものがありました。
なので、意外なことに号泣には至りませんでしたが、
なんだかすっきりとし、かつあたたかいものが残りました。

ニコルソンにつかず離れず仕える秘書の
皮肉だかウィットだかわからん主人との会話や
適度な距離感、ドライ感、的確な実行力が
なかなかツボにはまりました。
(なんとなくカール@ヴァンヘルを連想したりなんぞしまして。)
適当にさりげなくもない縁の下の力持ちがいいなあ~。
変人ぶりでは実は主人に劣らない働き者で○でした(^^)。
ちなみにやはり二回登ったんですよね・・・。

最初からキーワードのように出てきた
某コーヒー名ですが、
『かもめ食堂』を観ていたので
リストの一項目のクリアに参加しそこねたのがちょっと残念でした。
一緒に大爆笑したかったです。

他人に親切にする、とか、泣くまで笑う、とかいう
リストの項目がありましたが、
人生を楽しく過ごす秘訣が凝縮されていたリストでありました。
しばらく涙が出るほど笑ってないので、
まずこのあたりから実行したいものです。

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