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2008年3月12日 (水)

美女と野獣

本当に久しぶりに四季の舞台を見てきました。
(隙を見て福岡に行っても見られなかったり、
大阪京都の劇場は数ヶ月先までチケットが取れなかったりで;;。)
このお芝居は京都で2回見ているのですが、
どちらも直前にチケットを取ったものでかなり後ろの席になり、
最後の変身シーンはおろか、
細部もよく見えていなかったことが今回よくわかりました(^^;)。
初出のごとく笑わせていただく台詞も多く、
演出が変わったのかな?とも思いましたが、
お城チームの細かいお笑いパートが大変多くて、
しっかりきっちり笑わせていただきました(^^)。
(↑もちろん覚えている台詞もかなりあるにはありました;;。)

ディズニーアニメの再現として名高く、
あまり(ぜんぜん)泣かせるお芝居ではないと思うのですが、
録音された序曲を聞くだけでトリップできる体質に加え、
久しぶりの生声。
それだけでは通常泣きは入らないのですが、
前回とは違う歌で感動し、
気がつくと、結構涙腺がほろほろ壊れていました。
まずベルとお父さんの最初のデュエットでなにかが響き、
実は大変苦手なガストン役に
若手マッチョではない(爆)野中さん(@『夢』のヤクザ)がきたことで、
バカだけど(←役柄が)歌がすごくいい~~、
独特の間はあるわとぼけた味はあるわで、演技がこれなら多少は許せるわ。
許せない自己中勘違い迷惑男だけど、
空っぽな頭のくせに人の心を利用する卑劣さがあり、
ラストの振る舞いはどうあっても許せないけど・・・などと思いまして、
この時点でお芝居全体の株がかなり上がりました。
ちなみに、いきなり野獣を倒せ~、と群集を扇動したのは、
相手が恋敵というのもあるんだろうけど、
毛だらけの野獣の姿を見て
狩マニア(なんだそれ)の血が騒いだのかな~と一瞬思ってしまいました(爆)。
(←多分これは違うと思いますけど。)
野獣役の柳瀬さんの歌いっぷりも
これまで(同じお芝居を)見た中で一番良かったので、
すっかり世界にはまりこんで見ることができました。
観る前は佐野さんがいいな~などとほざいていたのですが、
すみません、文句ありません、と謝ってしまいました(誰に)。
モノにされてしまった召使たちが
わずかでも希望があるうちはあきらめないと
その日を毅然と、きちんと生き、
かつて人間であったときの素晴らしさを痛感するからこそ
それがいかに大切だったのかを知る姿・台詞に、
結構やられました。
(ポット夫人とチップの会話なんて、はっきり覚えているのになぜまた響くんでしょうTT。)
多分主要テーマは,本当に愛することとはなにか、というような
ことだと思うのですが、
ズレたところで感動するのはいつものことです;;。
愛を知る、という点で
野獣とガストンが対比としてすえられますが、
周囲の人と環境(魔女によって置かれた過酷なものではありますが)によって、
野獣のそれは矯正され、
ガストンはおだてられ持ち上げられて
悪化(破滅)の一途をたどってしまったようにも見えます。
もっとも徹頭徹尾ベルに対する野獣の反応は
可愛らしい、の一言に尽き、
やはり持って生まれた性格の違いなのかな~とも思いました。
つまり、やはり育てられる環境は大事ということで。
実は主役はベルではなく、野獣なのかなと今回初めて思いましたです。
そして、相変わらずアンサンブルは素晴らしく、
ショウとして、とても楽しませていただきました。
コミカルなコメディ部分も
ロマンチックな場面やゴージャスなショウ部分も満載で、
勧善懲悪ともいえる王道のハッピーエンドストーリーだというのに、
なんだか最後まで静か~にじわっと涙ぐんでいた
このたびの観劇でした。
もう一度、今度はもっと前列でしっかりと
各キャラの細部まで見たいな~と思いました。
それぞれの人生が見えてくる気がして(ややおおげさ)
さらに楽しめるような気がします。
やっぱり、生のお芝居はいいです♪


例によって原作(案)のディズニーアニメは未見なのですが、
ジャン・コクトーの映画のほうを見たくなりました。
(随分昔に見た記憶が。)
またTVかなにかでやってくれないかな・・・。

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