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2008年1月 6日 (日)

PEACE BED

なんとか上映最終週に間に合いました~(^^)。
内容はシネマトゥデイの
この記事この記事が詳しいと思います。
私自身は知識がないも同然なので
幸か不幸か先入観なく見られましたが、
鑑賞後ちょこっと調べてみただけでも
いまだにいろんな憶測が飛び交っているのだなと
改めて思いました。

ここには本当のジョンの姿が描かれている、というような
ヨーコさんのコメントを聞いて見てみたくなった作品。
お話はジョン・レノンについてのドキュメンタリー。
彼の死についてはほとんど触れず、
彼がどのように生きたかについて
ジャーナリスト、作家、活動家、当時の政治家やFBIなどの
沢山のコメントを積み上げ映像を挟みながら
等身大のジョンを描き出した労作にして秀作といえるかと思います。
私自身はちょっとだけ世代から外れていまして、
特にビートルズのファンというわけでもないので
うっすらと断片的な情報を耳にしたことがある程度なのですが、
マスコミを通さない(おそらく素顔の彼を描いたであろう)彼の行動は
今こうして見ると奇抜でも急進的でもなく、
ただ自然体で、思い感じたとおりに語り、歌にして
勇気をもって行われたものなのだなと思いました。
興味本位や中傷でもって私生活を報道されるほかに、
反権力として睨まれて
絶え間ないストレスを強いられ、嫌がらせや圧力をかけられる中で、
非暴力と音楽で平和を!と訴え続けるのは
並大抵の勇気ではなかったと思います。
お話はジョンとヨーコの活動をメインに据えてありましたが、
今更ですが、ヨーコさんは本当にキレイだったんだなと思いました。
今でもおきれいですけど、凛としていて、神秘的で、きっとタフ(←褒めてます)。
今も昔も、声もとてもチャーミングでした。

ジョンがキリストの名前を引き合いに出したコメントが曲解され
アメリカ(多分)で大々的な排斥運動があった場面が冒頭に出まして、
ご存知の方は、そうそう、と思うことなのでしょうが、
私は結構あっけにとられてしまいました。
なんというか、神様がとても身近な国なんだなあと・・・。
こういう風景は哀しいかな世界のあちこちで見られるなとも思い。
当時の大統領ニクソンはジョンを「敵」と看做しましたが、
911の後にアメリカで「イマジン」が禁止されたことを思い出し、
なんだかパズルが解けたような思いがしました。
「WAR IS OVER IF YOU WANT IT」のポスターや看板のエピソードは
とてもいいなと感じました。
当時の問題は未だに解決したわけではないんだからね。
そう語りかけてくるような作品でした。

当然ではありますが、
沢山の曲が映画の中で使われていました。
全39曲のうち、2曲は未発表の秘蔵音源なのだそうです。
いまさらですが、ファンの方は必見、
そうでない方も一見の価値があると思います。

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映画感想」カテゴリの記事

コメント

初めまして、williamといいます。
俺はこの映画観たいんだけど、
観れそうにないので、感想を読ませてもらいました。
ついでに、この映画の記事(観てないけど)を
書いたのでよかったら読んでください(^^)

投稿: william | 2008年1月14日 (月) 21時40分

williamさん初めまして。つたない感想を読んでいただきありがとうございました(^^)。
私が住んでいるところ(地方です)でも短い期間の公開でしたので、時間帯が合わなければあやうく見られないところでした(^^;)。ジョンやヨーコさんから見た世界はこういうものだったのか~と、素直な気持ちで受け止められるドキュメンタリーだったと思います。もし機会がありましたらご覧になってみてください。

投稿: may | 2008年1月15日 (火) 21時08分

mayさん、コメントありがとうございます(^^)。
パンクという定義は人によってさまざまだと思うけど、
俺にとっては、一音楽スタイルにとどまらない、
一言でいうと「自分らしく生きる」という生き方の事です。

「リトル・ダンサー」という俺の一番好きな映画があるんだけど、
まさに俺にとっての「パンクそのもの」な映画です。
ジャムやクラッシュの音楽が使われてるのもそうなんだけど、
主人公や父親の生き方に、胸が熱くなり涙しました。
あの映画を撮った監督は(誰か知らないけど)、
パンクを通過した人だというのは、容易に想像できます。

ジョンの場合も、パンク・ムーブメントとは関係なかったけど、
ソロになってからの音楽スタイルや生き方はパンクでした。
DVDが出て、機会があればぜひ観たいです(笑)。

ついでに、俺がパンクだと思うアーティストについて
書いた記事をトラックバックしますので、
よかったら読んでみてください。

投稿: william | 2008年1月16日 (水) 23時02分

記事を読ませていただきました。音楽に疎いので知らない世界を見る思いでしたが、クラッシュへの敬意と愛に溢れていますね(^^)。「リトル・ダンサー」は見逃して未見のままですので、機会を見つけて見てみたいと思います。
「パンク」という言葉に対応する自分の言葉を捜してみましたが、ぴったりしたものが見つかりませんでした。ただ、ジョンの映画を見ながらヴィゴ(・モーテンセン)を思い出していました。彼は米国人の俳優さんですがほかの芸術分野でも精力的に活動しており、かつ反ブッシュを公言し行動するなどつくづく信念の人だなあと思います。それでいて自然体で少年ぽさも感じるのです。(49ですが。)

投稿: may | 2008年1月19日 (土) 01時25分

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