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2007年12月22日 (土)

製作はしますが監督はせず。

では改めて。
ホビット映画PJでゴーサイン、のお話をまとめてみたいと思います。

あちこちに上がった記事を端から見ていったところ
途中で目力が尽きてしまいました(_ _;;)まあぼちぼちと
このあたりの英語記事を置いておきます。
  Comingsoon.net(情報元:New Line Cinema, MGM)
 The One Ring Net.

 The Hollywood Reporter

また、wataさんのブログ
PJの地元ウェリントンのThe Dominion Postの記事が紹介されていました。
PJはもちろんですが、WETAが参加することが大きいという点に
多いに同意するところです(^^)。

先日上げました記事に加え、
eiga.comの記事が事情などに詳しくわかりやすいかなと思います。
改めて要旨をまとめてみますと、

 ・ PJとニューラインとの訴訟問題がおさまり、
   「ホビットの冒険」を2作品に分けて製作することになった。
   プロジェクトはニューラインとMGMの共同出資となり、
   PJとフラン・ウォルシュは
   エグゼクティブ・プロデューサーとして製作総指揮を務める。

 ・ 前後編2本の作品を併行して2009年に撮影を行い、
   2010年に前編、翌2011年に後編の公開を目指す模様。

 ・ 現在2本の企画(「ラブリー・ボーン」と「タンタンの冒険」)を抱えているPJ自身は
   監督はしない模様。
   PJとウォルシュのマネージャー、ケン・カミンズによると、
   PJが監督と脚本を務めることは「全くありえない」としながらも、
   クリエイティブ面をコントロールするために製作総指揮に回ったとのこと。

 ・ 監督と脚本家の選定は来年1月に開始。

というようなところでしょうか。

以前の記事で
サム・ライミ監督が「PJが関わるなら是非(監督を)やりたい」というようなことを
言っていたものがありましたが、
方向性としてはそういう形になるのでしょうね。
(「クリエイティブ面のコントロール」というのはどこまでを指すのでしょうか。)
これまでも数名の監督候補が上がっていましたが、
サム・ライミ監督かギレルモ・デル・トロ監督かアルフォンソ・キュアロン監督か・・・?
サム・ライミ監督はなんだかやる気満々に見えますが。
これからも順次情報が上がってくると思います。
楽しみ半分不安半分(^^;)。

早々に立ち上がった“The Hobbit”の公式ブログはこちらです(^^)。

正直なところ、
揉め事が長引いて
こんなにスケジュールが詰まってしまうまでにならなければ
PJ本人が監督したホビットが見られたのになあと
思ってしまいますが、
PJが関わることになっただけまだ良かったのかなと思うほかはありません。
指輪のキャストやWETAも関わってくれる(多分)ので
やはりめでたし、ということでしょう。
総監督と監督がいることによって
「暴走」が止まるといいな(爆)、というようなことを以前書きましたが、
くれぐれもいい方向に向かうといいなあと願っております。
今回の映画化が2部作になると聞いて、
「一体どこで分けるんだろう?」と素朴に疑問に思ったのですが、
人様の推測を眺めていると、
オリジナルから離れた創作部分が膨張あるいは独立する恐れが??
・・・というような可能性も脳裏をよぎり、不安にもなってまいりました。
暴走が加速したらどうしましょう・・・・・・。
物語当時のアラゴルンはまだほんの子供で裂け谷にいる頃で
アルウェンはロリエンにいるはずで
(レゴラスは闇の森にいるはずですが)
時空を歪めて登場したり・・・しませんよね、きっと;;。
素直に本筋をしっかり脚色してくれることを片隅から希望しております。

Variety Japan  の記事によると
 脚本は米脚本家組合のストライキが終わった後に書かれることになるため、 
 撮影開始は2009年になる予定。
なのだそうで、
PJのスケジュールの問題ももちろんあるのでしょうが、
このストがらみのニュースを見ていると
なんだか深刻なようです。(→関連ニュース一覧
スト中は新しい脚本はもちろん書き直しも出来ず、
映画の撮影に入れず延期になったり、
TVの脚本などはスト入りまでにおしまいまで書き上げていなければ
影響が出るわけで、
構成作家も番組の台本が書けません。
ゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞などのイベントにも
影響が懸念されていますが、
ゴールデン・グローブ授賞式の構成台本を書く作家のスト入りが決まり、
さらにはノミネートされた俳優のほとんどが米俳優組合(SAG)に所属しており、
SAGはWGAのスト支持を表明しているそうなので、
このままだとどうにもなりそうにありません。
細かい事情はよくわかりませんが、
インターネット配信による2次使用料などについて、
公正公平な利益配分を求めるストのようです。
なんとなく、PJとニューラインが泥沼状態になった原因などを
思い出したりもするのでした。
ブロードウェイのストは先月のうちに無事に解除となりましたが、
映画界ではこれから先もしばらく影響が出そうです。
早めに収拾できるとよいのですが。

余談ですが、
長いことピケというのを和製英語だと思い込んでおりまして、
立派な英語picketなんだということを先日ようやく知りました(_ _;)。
思いこみはやはり怖いです(爆)。

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コメント

米脚本家組合のストライキは、まだ続いているのですね。
(ブロードウェイのスト解除のニュースに、脚本の方もいったん解除かと思い込んでました ^^;)
お金を払う側は、最初の契約時になかったことは無効と言いたいかもしれませんが、インターネットやDVDの技術やこれほどの普及は、10年前ですら予想できた人はごくわずかなので、利益配分の見直しを訴えた側の人たちの気持ちもわかるような気がします。

映画もテレビも大勢の人が関わることだし、発生した利益をどう配分するのが適当なのかは難しいですけど、よい結果に落ち着くことを願いたいです。

投稿: wata | 2007年12月23日 (日) 17時05分

映画サイトなどで見る限りでは、いつ解決するのか糸口が見えないようです。
ブロードウェイのスト解除直後の様子をある方のブログで拝見したのですが、本当にお祭り騒ぎといいますか、舞台が再開できる喜びで一杯だったそうです。舞台人にとっても観客にとってもいつ終わるとも知れないストの期間はつらいものだったと思います。
ストというのはやはり諸刃の剣ですので、できるだけ双方や周囲を傷つけずに早期に収拾してくれることを願うばかりです。

投稿: may | 2007年12月23日 (日) 18時54分

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