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2007年11月26日 (月)

『しゃばけ』見ました。

遅くなりましたが、『しゃばけ』ドラマの感想です。

最初のところを見損ねたのが残念でしたが、
若旦那、原作とくらべてさらにぼっちゃん度が上がったといいますか、
ちょっと素直すぎ、しおらしすぎじゃないですか?と思ったのですが、
実際江戸当時の年齢相応よりも(想像ですが)
現代にあわせて中身が若くなっている感じがしました。
(幼馴染の栄吉もしかり。)
ドラマの時間枠のこともあり
設定を変えた中の一つかなと思いましたが、
どうして芯の強さと賢さはしっかりしていたようで
ドラマが進むにつれていい感じになっていっていました(^^)。
時間枠の都合の設定、だと思いますが、
登場人物を減らした分、キャラの持ち性格と役割が
若干シフトしていました。
妖が相当おとなしすぎましたが、
これはやはり時間の都合かCG?の都合か。
なんというか、やなりくん可愛すぎ。
この「CG」は結構懐かしい感じで好きでした。
その他大勢の妖は、カラフルでしたね~(笑)。
ベッタベタで、これはこれで良かったです(^^)。
全体に妖たちの奇妙さや、
原作に流れているペーソスのようなものが
そっくり抜けていなくもなかったですが、
(何百年も生きているゆえのこととか、妖と人間とのズレとか、
一太郎や栄吉の持つある種普遍的な悩みとか)、
これはこれで第一回目としてはよくやっているのかと。
はかなげな美女の母は結構豪快で役割の重さが増し、
お父さんがちょっと割りを食っていました。
(この配役だったらそうなりますかね。)
おじいちゃんの影も形もなく、
すでに仁助の思い人のエピソードまで入っていたので(早っ)
シリーズの今後の振りも計算に入っているのかなと思いました。
気になっていた二人の手代は、なかなかよかったです。
これまた仁吉がただしれっとした謎の美形になっていて
もう一声怪力無双なところとかどっと妖らしくなるところとか
突っ込みが欲しかったですが(だから無理)、
谷原さんはビジュアルも雰囲気も良くて、結構眼福でした(^^)。
平たくいいまして、
全体に毒気を抜いたというか、
底辺に流れる奇妙さや浮世のつらさとか
そのあたりがそっくり抜けている感じがしました。
原作のよさは本来そのあたりにあると思うのですが
(江戸ものをうまく異世界ファンタジーに仕上げてかつ味があるという)、
ダークな部分が抜けて明るい妖怪ワールド;;になってしまったきらいはあるものの、
物語としてのテンポのよさなどはよく掬い上げて
謎解き部分をシンプルに整理してうまくまとめてあったと思いました。
(細かいところまで掬う時間はなかったかと。)
いろんな意味で、次回に期待、です。

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いろいろつぶやき」カテゴリの記事

コメント

しゃばけ、録画してたのをようやく見ました。詳細はてんてん亭にてご覧ください。もそっと持ち重りのする作品を期待してたので、そこんとこは肩透かしを食った気がしますが、なかなか面白うございました。

投稿: てんてん | 2007年11月26日 (月) 20時22分

あれだけのお話を設定説明を入れつつ進めるのは時間的に苦しいかなと思いました。ので、かなり軽やかに(一般の方や若向けに)さらさらまとめざるを得なかったのかなと(^^;)。ドラマを見て興味を持った方には是非原作を読んでみていただきたいなと思います。

投稿: may | 2007年11月26日 (月) 22時26分

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