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2007年10月 7日 (日)

幸せのレシピ

幸せの形は人それぞれで正解なんてない。
自分で幸せだと思えればそれでいい。
ケイトの場合はどうだったでしょう、というお話でした。

高級レストランの敏腕シェフとして仕事街道まっしぐらのケイト
(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)。
完璧な料理を作ることに全身全霊を注いでいて、
仕事に関わることなら自分にも他人にも
それから味がわからずかつ無礼なお客にも徹底して厳しく当たるため、
オーナーからはいささか煙たがられて
セラピー通いをして(させられて)いる。
ある日、車で遊びに来た姉と姪が事故に遭い、
姉が亡くなって姪を引き取ることになる。
一週間ほど仕事を休んで引越しや手続きなどに奔走するものの、
子供に慣れずどう扱っていいかわからないケイトと、
陽気な母とは正反対の叔母と一緒に住むことになり、
母への思慕もあって心を開けない姪ゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)は
うちとけられず気まずい日々が続く。
休みが明け、レストランに出勤したケイトが見たものは、
オーナーがケイトに相談なしに雇った
新しい副シェフ・ニック(アーロン・エッカート)が
大音響でオペラをかけ歌いながら料理をしている姿だった・・・。

以下、ネタばれ全開の感想になりますので白文字にします。


軽~く見るにはいいハッピー・ストーリーかなと思います。
ケイトの視線で見ると、
独身で仕事一本で体を張ってやってきました!というキャラが
突然の事態にとまどい、努力し、時にぶつかり、
解決策(彼女の場合は他人を受け入れること)を
見出していく、ということで
共感できるものがありました。
ゾーイの視点で見ると、
母を亡くし茫然自失、急激な変化に心がついていかない、
転校を余儀なくされ、
叔母はあまりに母とは違う。
ニックになつき、少しずつ快活さを取り戻していくものの、
このまま幸せになってしまったら
母を忘れてしまいそうで怖い、とも思う。
彼女のシーンだけは泣かされたことを白状しておきます;;。
で、ニックの視点ですが、
・・・残念ながら、これがなんにもなかったんです。
アーロン・エッカートはすごーく良かったと思うのですが、
如何せん、徹頭徹尾いい人で、
ケイトのサフラン・ソースの大ファンで、
彼女と仕事がしたい一心で、なんの欲もない出来すぎた彼。
最後までとってもいい人で、
・・・出来すぎとしかいいようがなかったです。
ここまでなにかひっかかったような書き方をしていますが、
3人とも俳優さんたちはとても良かったと思うのです。
が、
ドラマの波もなければつなぎや説明のエピソードがなさすぎて、
・・・少女マンガならこれでいいんだろうな、と
思えてしまったのでした。
随所に唐突感を感じてしまいまして、
特にゾーイがちょっとしたことでケイトとぶつかるシーンが
スムーズに見えなかったのが、
アビゲイルちゃんが良かっただけに勿体なかったです。
それを言ったら、
ニックの背景なんてほとんど説明もなんにもなしで、かなり勿体ない気がしました。
結局
はケイトが主役で、
彼女を撮ることに最も重きを置いたのだろうなと思いましたが、
(とにかくどのシーンも美しかったですから)、
彼女にしても、両親のエピソードや
彼女が堅く守っているというルールのこと、
時折挟み込まれるセラピストとのシーンも
ニックと恋に落ちる(落ちたんですよね)いきさつにしても、
伏線にもならなかったり、今一説明不足だったり、
浮いていたりしたように感じました。
いろいろ伏線はあったのかもしれませんが
よくわかりませんでした;;。
なにかが足りない・・・。
でも、俳優さんの演技は良かった・・・。
このあたりが正直な感想です。

最後に結局二人ともレストランを辞めて、
「3人のビストロ」が出来て、ハッピーハッピーエンドになります。
ちょっと御伽噺のようだな~と思いました(^^;穿っていて申し訳ない。)
結局二人の敏腕シェフを失ったレストランは、
副シェフの後釜すら簡単には決まりそうになかったのに
その後どうなったのでしょうか。
あのビストロの場所ってまさかレストランの後に・・・?
(それはないか。)


全編を通じて、ゼタ姐さんは大変に美しかったです。
アビゲイルちゃんは今後も期待!!
アーロンは、次回“The Dark Knight”でお会いできるでしょう。
(来年でしょうか・・・?) 

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