空を見上げて「かんがえる」。
今晩は皆既月食ということですが、
昼間に雨が降り、今も曇ったままなので
ちょっと見るのは難しいかも、といいつつ、
じっと待っている人たちが沢山いるようです。
たまには大人も子供も一緒に
空を見上げる日があってもいいなと思います。
満月の夜には最長22:00まで開館するという
奥田元宋・小由女美術館にて
この日曜まで開かれていた企画展「いわむらかずお・絵本の世界展」に
「14ひき」シリーズのファンの友人が出かけてきたからと
ちょっとしたお土産をいただきました。
これが可愛いんですよ。
①「まねするヤマネくん」きのこになりきるヤマネくんの絵ハガキ
②「かんがえるカエルくん」一筆箋
(画像を載せられないのが残念ですが、
いわむらかずお絵本の丘美術館のWebShopでもいろいろグッズが見られます。)
私は特にいわむらさんの熱心なファンではなく
とにかく上手いな~と感心してみている程度で、
絵本も滅多に買うことはないのですが
なぜか『かんがえるカエルくん』だけが家にあります。
もう何年も前の話ですが、たまたま本屋さんで目が合いまして、
じーっと考え続けていて終わってしまう4コマも多いんですが
(それもいいんですけど)、
優しい色使いが肌に合い、
ただ眺めていて心地いいな~と感じまして、
気がつくと家に連れて帰っていました;;。
よく読むと結構哲学的なんですが(そんな気がしますが)、
そうと思わせない、理屈っぽさや説教くささがない
のんびりほのぼの路線がいいです。
日常の喧騒を思い切って離れて
森や海のそばでただぼーっと鳥の声を聞いたり
空や雲を眺めたりして過ごしていると、
体の中のいろんな念が底をついて空っぽになり(本当に底をつくんですよこれが)
普段はほとんど目や耳に入ってこない
風や水の音や気配、鳥の声などが沁みてくるようになるのですが、
この絵本を眺めていると、それに近い感覚を覚えるようです。
それにしても持つべきものは
ツボを心得ている友人です(^^;)読まれまくり。
徐々に空が晴れてきまして、
今は(時間が経過しました)左下を細く輝かせた月がよく見えています(^^)。
月の綺麗な美術館で眺めている方もおられるかもしれません。
夏休み終わりの贈り物のような天体ショーを
沢山の人たちが楽しまれているといいなと思います。
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