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2007年7月21日 (土)

岡山カルチャーゾーン。

所用でちょっと出かけておりまして、
さらに更新が止まってしまい申し訳ありませんm(_ _)m。
色々興味深いこともあったのですが、
落ち着きましたら、また改めて。

そんなこんなで、昨夜は久しぶりに岡山に泊まりました。
通り過ぎることはしばしばあったのですが
降りたのはかれこれ15~6年(以上?)ぶりで、
駅構内も町も随分様変わりしていたので
方向だけはわかるものの、別の街を歩いている感じがしました。
いや~頑張っておられます、岡山市。
ちょっとゆっくりするだけのつもりだったので、
後楽園近くで映画館と美術館がそばにある宿をとったのですが、
大変居心地が良かったです。
普通のビジネスなのですが、
そこそこの広さがあって、家具の大きさのバランスがよく、
ちゃんとした座り心地の椅子が置いてあったのが嬉しかったです。
このホテルの「売り」は、
着心地のよいパジャマとい草のスリッパ、備前焼の湯のみの
3点セットなのですが、
意外なことに、スリッパがヒットでした。
足の感触だけ「畳」で、それで結構頭が騙されて
くつろげてしまうんです。不思議なことに。
(畳になじんだ世代に限られるかもしれませんけどね。)
レディースプランは選ばなかったのですが、
マッサージオイルだけは持ってくればよかったな~と思いました。
(あわてて着替えだけを放り込んできたもので。;;)
無料でネットが使えるPCが誰にも使われていなかったので
使い放題というのも大変良かったです(爆)。
ネットが一瞬でつながるのに感動しました(^^;)。

この界隈は昔の門前町にあたるのでしょうか。
今は「岡山カルチャーゾーン」と銘打たれておりまして、
ホテルにおいてあったイラスト地図を見ながら
散策する予定でしたが、
最初に入ったオリエント美術館にはまってしまいました。
むかーし、4、5回くらい来た事があるんですが、
建物と入り口のモザイクなどはそのままで、
イラン界隈の土器の印象が記憶に残っているのですが、
展示は随分様変わりしているようで
当時2000点ほどだった所蔵が5000点以上になったそうで
(↑数字に弱いのでちと記憶が怪しいですが)、
親切なガイドさんもおられまして、
やはりがんばってるな~という感じでした。
学芸員さんによる企画展の解説があったり、
午後からは講演会もあったりしまして、
お客さんがどんどんやってきて講堂に吸い込まれていくのに
ちょっとびっくりしました。
2階に柔らかい外光が入り
小さな噴水が水音をたてるスペースがありまして、
絨毯を敷いたベンチのところに、
美術館の案内や
オリエント・ゼミという
学芸員さんや有志の方がやっておられるのかな?と思われる
発表の記録があり(紀要のような感じですか)、
学生時代を思い出しましたが、
少しくだけた感じで楽しそうにされている雰囲気が文面から伝わってきて、
こういうのはいいな~と思いました。
すっかりくつろいで(絨毯好きなんです)それをじっくり読んでいたので
気がつくとえらい長居をしておりました;;。
刊行物も平易な言葉で読んでいて面白いので
つい一冊買ってしまいました。
(コラムも面白いですが、
美術館って疲れるよね~、と連呼しつつ、
でも何度も美術館に行こう、と
ストレートに言っているところも微笑ましくていいです^^。)
『季刊文化遺産』のバックナンバーも揃っていたので
こちらもついつい2冊購入。
並河萬里さんの写真だわ~(嬉)。
そういえばその後この写真財団のお話はどうなったんでしょう・・・。
2階の美しい青タイル(ラスター彩)は
よくよく見ると加藤卓男さんの作品で、
こちらも久しぶりで大変嬉しい(大好きなんです)。
ちなみに今の企画展は「ガンダーラの化粧皿」で、
ガンダーラ仏が大量に作られる2世紀の少し前くらいから
作られるようになった、
夫婦の姿や植物、神話、海獣、仏陀などの
レリーフがほどこされた化粧パレットのようなもの、が
沢山展示されています。
これが「何」なのかは諸説がありますので
色々考えたり見て楽しんだりすることができます。
ガンダーラというとギリシャの影響を受けて
ギリシャ風の風貌の仏像が作られるようになったといわれますが、
アレキサンダーの東征と聞くと
コリン・ファレルの映画を思い出して仕方なかったです。ま、いいんですけど;;。
常設展示の中の目玉は
ニムルド遺跡(紀元前9世紀/現イラク)から出土したレリーフ
「有翼鷲頭精霊像」で、
連なってあったレリーフ群は大英、デンマークなどに
分けられて所蔵されているそうです。
(それもどうかとは思うんですが、難しいところです。)
もう一つ、これはお勧めと言われたのは
ペルシャのガラスの筒で、
同じものが今大阪でやっているぺルシャ展に出ているそうで、
とても稀少なものだそうです。
牡牛の形の酒入れ?のようなのも
デザインがとてもすっきりしてキレイです。
福岡で結局行きそこなったペルシャ展ですが、
やはり大阪まで行かないといかんということでしょうか。いやいやいや。

遠い昔のオリエントもしくはイスラーム世界の空間と、
遺跡やモスクやモノの美しさに魅せられて
(旅行するようになってからは濃い人たちにも魅せられて)
はまっていた10数年前とに、
しばしダブルでトリップしてしまいました。
学生時代に西アジア界隈の本は結構読み漁ったんですが、
恐ろしいほど忘れていました;;。
当時は自分が南半球に行きたいと思うようになるとは
夢にも思っていませんでした。
本当に人生にはなにが起こるかわからない(←おおげさ;;)。


参考までに、美術館のサイトはこちらです。
確かに、実際に行ってみたほうが面白いですよ(^^)。

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