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2007年5月 3日 (木)

今日は何の日。

いろいろ繁忙に取り紛れ、更新が滞っております。m(_ _)mすみません。
ただGWの長期休暇、というだけだと思いがちなこの頃ですが
(私はやっと休みです・・・5日まで)、
改めて見ると憲法記念日です。
ケンポーなんて
言葉の響きしか知らない若い人が増えたのかなと
先日ぞっとしてしまったので、
ちょっとだけ真面目な独り言を。
・・・それほど真面目でもないですか。

ぞっとしたというのは、
私の本棚を覗くのが好きな甥っ子2名に、
これくらいは学校で習ったよね(中学生と小学生高学年)と思い
指差した『憲法なんて知らないよ』(池澤夏樹著 集英社文庫)を見て、
「めんどくさいのはいいの!」
「めんどうなのはいいの!」
と、連呼されたことでした。
面倒って、あんたたちを最終的に守ってくれるのは
全ての法律に優る憲法だけだよ、と
おばちゃんは絶句したのでした。
憲法は法律の王様で
ほかのちょちょいと作られた法律で憲法を縛ったり
変えたりすることはできないってことも
(周知のこととは思いますが改正については第96条に謳ってあります)
知らなかったらどうしよう;;。
確かに改めて読むようなものではないかもしれないけど、
ケンポーに何が書かれているのかを
きちんと学校で習っているのだろうか?

世間はケンポーをめぐりかまびすしい
・・・といえるほどにたいした論議がないまま
誰かの決めた結論ありきのサルマン思考で
(「この魔法使いの言葉はみんな逆立ちしてるぞ」BYギムリを
思い出すことが多いこの頃・・・。)、
なんでも転がっていくのがおぞましい限りです。
まず憲法そのものを「読む」ことが、
力を持たない一般人が
自分たちを守るための最初の一歩だと思います。
(内容がそもそも国民の権利保障(と義務)で、
言い換えると、権力を持つ国の力を制限するものですから。)
知らなければ手のうちようもなく、
いいものか悪いものか判断することもできません。
子供たちには、なによりも自分の目で見て耳で聞いて、
自分の頭で考えて欲しいです。
手を抜いて、人の評判を聞くだけで済ませることに慣れてしまうと、
必ず自分に災厄が降りかかってきますから。

といいつつ、
数ある憲法関連の読み物に目を通したわけではなくて、
上の本を手にとったのは、
簡略にわかりやすい文章で再翻訳してあること、
現行の全文が載っていること、
大元の英文が載っていること、
という、必要な内容がコンパクトにまとめられていて、
何より場所をとらないこと(爆)が最大のポイントだったのですが;;
(なので、いろいろ探せばもっと面白いものもあるかも)、
改めて見てみると、ずいぶん短いものです。
前文なんて、これだけだったっけ?と思うくらい短い(見開き2ページ)。
習った時はすごく時間がかかったんですが・・・。
今思うと中学の時のK先生は
たいへん熱心に教えてくださったと思います。
(あの熱意も懐しい・・・。当時は学校が楽しかったです。)
自分達のためになることだから、
これだけは覚えておけ、と
前文、第9条、第11条、第14条、第19条、第21条など(もっとありましたが)を
ずいぶん時間をかけて語っておられました。
戦争の記憶が今ほど遠くなかった時代で
何百万もの一般人が殺されて人口が激減し
国土の多くが焼かれて廃墟となったあと、
平和な時代のシンボルとなる憲法が人々に心から歓迎された様は
充分に想像することができました。
公布された11月3日、施行された5月3日の2日の祝日は
今でも私にとっては特別に思い返す日です。

誰かの意図により「逆立ちしていない」誠実な内容は
今読むと、固くわかりにくい文章でもよく伝わってきます。
英語の原文もおどろくほど簡潔で
美しくさえ感じます。
一読されてみるのも悪くないかと思います。

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