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2007年5月10日 (木)

『クイーン』から10年。

仕事から帰ってからTVをつけると、
ついにイギリスのブレア首相が辞任表明をしたとの
ニュースが流れていました。(→こちら
ついに、といっても、
イラク戦争を支持して以来
国民の人気が落ちていたことくらいの知識しか
私にはないのですが;;、
映画『クイーン』に登場する若きブレア首相の輝きぶりを思うと
10年は長かったなあと思ってしまいました。
映画でのどんぐり目のイメージが焼きついていたもので(^^;)、
あら~トシとったなあと思ってしまいました。すみません;;。
若くして首相になった彼は
それまでのサッチャー首相の締め付け政策から一転して
経済を好転させ、若者に仕事を与え、福祉が充実するという
内政面で素晴らしい働きを見せ、
「それまで」はとても人気があったそうで、
戦争で戦死者を出し続けてもそのまま米国支持を続けたことが
命取りになったと思われます。
彼が退いたあともナンバー2と目されている
ゴードン・ブラウンが後を継ぐのではないかといわれているそうで、
高尾さんの本のあとがきによりますと
ブラウン氏こそ今日のイギリスの繁栄を実現した功績者だそうです。
イギリスの政局は面白そうでいいなあと思ってしまいました。
サッチャー首相の時代はまさに格差(階級)社会で、
構造改革により失業者があふれ、強いものが益々富む時代でしたが、
その後のブレア首相の時代には福祉国家の面目躍如で
老人医療が無料になったというから
つくづく羨ましい限りです。

(ちなみに元ネタは、以前にも触れたことがありますが、
『イギリスウフフの年金生活』(高尾慶子著 文春文庫)です。)

国民がきちんと自分たちの将来のために意思表示をする国なら
「英国病」からも立ち直ることができるし、
時間はかかりましたが、首相を退陣に追い込むこともできるのですね。
国民の歴史というか社会の厚みが違うのでしょうね・・・。


映画『クイーン』を見るまでは、
イラク戦争の印象しかなく
あまり覚えのめでたくないブレア首相でしたが、
おかげさまで多少気持ちよく見送れる気持ちになったのは
良いことなのかもしれません。
ですが、彼のイメージは
マイケル・シーンの演じる姿で記憶に残りそうです(違)。

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