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2007年3月28日 (水)

蟲師

結局見てまいりました。
オダギリジョーが良かったというかカッコよかったというか(爆)。
安心して世界に埋没できました。

といいますか、
入りは『もののけ姫』そのままだなと思ったのですが、
降るようなセミの声、むっとした濃い夏の気配、
肌に触れる虫やうっそうとした背の高いススキの感触。
・・・私は夏の湿気が正直苦手なのですが、
ありありと感触と匂いが感じられるような気がする映像でした。
(ほんとに匂いまでしてきそうでした;;。)
雪深い村の描写を見て、
こんな大雪は今年は降ったのだろうかと
全然違うことを考えておりました。
最初から最後まで日本の景色ってこんなのだったよな~と
思い起こしながら見られる映画でした。
これを「田舎」に縁のない若者が見ると、
全く違う感想になるのかもしれません。

(以下、一部白文字で。)
お話としては、全体のめりはりがあるようなないような(どっちだ)
淡々とした運びで進み、
主人公の蟲師ギンコによるのんびりとした
ロードムービー?といってもいいような気がしました。
(彼の過去と現在をめぐる旅でもあったわけです。)
彼が子供の頃、山崩れで親を失くし
行きあわせた女蟲師(江角マキコ)に助けられるのだが・・・というお話と
成人したギンコが蟲師の仕事をしながら旅をする話が
織り交ぜながら語られるのですが、
台詞を絞って雰囲気を重視したのはよいと思うのだけど、
脳内補完するのにも足りないほどの説明(台詞)しかなかったので、
常闇とギンコ(蟲の方)は・・・結局二人の蟲師の中にいたの?とか、
女蟲師が助かった経緯が結局よくわからなかった、とか
(そもそも池に入っていった理由もよくわからなかったし)、
最後のシーンでなぜ蟲寄せをしたのかもわかりませんでした(^^;)
ははははは
一応クレジットが全部出るまで待ってみましたが、
やはりこれで終わりなのね、と確認してから帰りました(爆)。
原作を読んでいればわかったのでしょうか。
雰囲気も画像も良かったので、
それを楽しみに行ったと思えばいい映画だと言えるでしょうか。

蒼井優ちゃんは和装が似合いますね。いや可愛いしキレイでした。
たまさん、でしたか、彼女のそばにいるおばちゃんがど迫力でした。
虹を追う男のキャラも優しくてよかったです。
ギンコのカツラがあまり違和感がなくて安心したのですが、
もうすぐ公開の『ゲゲゲの鬼太郎』もよく見ると似たようなカツラです。
鬼太郎はあそこまで銀にしなくてもいいのに・・・。(金??)
ちなみに、蟲のいくつか(とくに常闇)を見るたびに、
山田ミネコさんの『ふふふの闇』を思い出しておりました。
なんとなく似ていないでしょうか??

久しぶりにシネコンに行ったのですが、
ここでプレステージのポスターを初めて見ました。
でも前売りコーナーに情報はありませんでした。
果たして無事に6月に見られるのでしょうか。
これもタイトル変更の影響かも・・・。

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コメント

蟲師は原作もストーリーがすごい、読ませる、というより、風情を味わう作品だと思いますよ。色使いも不思議ににじんだ感じが素敵です。

投稿: てんてん | 2007年3月29日 (木) 20時03分

ということは、映画化の狙いは充分果たせているということなのでしょうね。人の気配が自然の濃い空気に負けていて、まだ自然の一部であるように感じました。
凝ってかつ絞った台詞は雰囲気はよかったし特殊用語?も気にならなかったんですが、特に終盤の展開に全くついていけませんでした。一体なにが起こってるのかと・・・。見られたら解説していただけると嬉しいです(^^;)。

投稿: may | 2007年3月29日 (木) 20時48分

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