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2006年12月10日 (日)

記憶の棘

見たい映画がまとめて来た上、公開期間がとても短いので、
大急ぎで見ないと終わってしまう~。
それまで風邪をひかないようにしなくては。←仕事はいいのか私?

ということで、「記憶の棘(Birth)」を見てきました。
主演がダークヘアにベリー・ショートのニコール・キッドマンと、
キャメロン・ブライト君。
(Xメン/ファイナル・ディシジョンでキュアの元にされたミュータントを
瞳と表情で好演していた彼です。)
愛する夫ショーンを亡くしたアナ(キッドマン)が
ようやく再婚の意志を固めたところで、
突然彼女の前に見知らぬ10歳の少年が現れる。
「ぼくはショーン、君の夫だ。」「彼と結婚しないで。」
生前に生まれ変わりを信じないといっていた
ショーンの生まれ変わりが本当にこの子供なのか?

・・・というお話なのですが。(以下白文字にいたします。)
辛口ですので、ご注意ください;;。

ちょっと、この脚本は、いいんだろうか??と悩みました。
見ていて浮かぶ「なぜ?」に対する答えがないのです。
ことに少年の行動が謎。
まず、彼が本当に元夫だったのかどうか、正直判断しかねました。
ウソをついているのではないかと質問ぜめにする
アナの身内の詰めも今ひとつ甘かったし、
アナが生前の夫に送った手紙の束を
少年が偶然手に入れて読んでいたので、
それで本当に記憶が戻ったのか、そう思い込んだのかわからず
(子供の語彙だからなのかかなりあいまいで断片的な情報に聞こえ)、
わざとあいまいな表現にしているようにも見えました。
状況説明が不足している作品は多いけれど、
この作品もかなり唐突かなという展開に思えました。
どの時点でアナが
彼は夫の生まれ変わりだと確信したのかわからなかったし、
キャメロンくんの瞳の力とニコールの表情だけで
話を引っ張ろうとしているようにも見えました。
・・・ちょっと苦しい・・・。
アナの家族の「それは犯罪よ」
(少年が未成年ということですか)という説得も、
なにか的外れな気がしました。

一番印象に残ったのが、
婚約パーティーに招かれたものの
結局会場に入ったのか入らなかったのか、
プレゼントを公園の土に埋めた物凄く挙動不審の女性。
彼女がこの重いもやもやを吹き飛ばすに違いないと思って
待っていたのだけど、
どうもアナの古い知人の妻のようでした。
(↑ピーター・ストーメアだったのに気がつきませんでした。
あまりにも普通で。)
アナの家を訪ねた彼女は、
そこにいた少年をまるで恋人の男性のように扱い
自分のアパートの住所を知らせる。(怖いよ~・・・)
そこを訪ねていった少年は「あなたは誰?」と聞き、彼女はこう言う。
「あなたはショーンじゃないわ。彼なら一番に私のところに来るはずだから。」
「私はショーンの愛人で、彼はアナと別れたがっていたができないと泣いていた。
アナが彼に送った手紙はみんな封も切らずに彼が私のところに置いていった。
(再婚するアナに)手紙を渡すつもりだったが結局できなかった。」
嫉妬の鬼女だ。もはやなにがなんだかわからない。
(今更手紙を渡してどうする。)
どこまで嘘か本当かも。
本当に彼がショーンなら、彼女は少年を手に入れようとしたのだろうか。
恐ろしすぎる。
少年はつぶやく。「ぼくはショーンじゃない。なぜならアナを愛してるから。」

結局彼は一緒に遠くに行こうというアナの元を去る。
夫に愛人がいて愛人の方を愛してたとは言えなかったからか。
(ただ彼女のいうことをそのまま信じたのか、思い出したのか、
あるいはほかの理由なのかわからず。)
彼は普通の学校生活に戻り、
アナは婚約者に詫びて、予定通り5月に式を挙げる。
白いドレスに包まれて、少年の別れの言葉を思い出し、
夫のショーンに初めて会った海岸で
新しい夫にささえられて涙にくれる。
「いつか別の人生で、また君に出会いたい。」

音楽がずーっと明るめのクラシック調の音楽で、
冒頭で夫が死ぬシーンでも、
途中の結構シリアスなシーンでも、なんとはなく明るい雰囲気。
で、最後になって重苦しい感じで終わりました。

生まれ変わりという材料を持ってくるなら
もっと大胆にやってほしかった気がします。
なにが狙いだったのか、残念ながら私にはわかりませんでした。
少年が元オトナなら、
これだけの年の差があって
しかも再婚を控えて幸せそうな彼女を見れば
少しは考えることがあるだろうと初めから突っ込んでしまったのが
そもそも問題だったのですが、
最後の身の引き具合は大人でしたね。

・・・お話の理解もまるっきり間違ってるのかもしれません;;。

珍しくベリー・ショートにしたニコールはキレイでした。
ことに立ち姿が美しい。
彼女の演技を見るにはいい映画です(爆)。

もしかして、それが狙いだったのかも。

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