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2006年11月23日 (木)

風来坊

一日しとしと雨が降り、体調も低空飛行。
笑いは免疫力を上げてくれるそうなので、
今日は友人の勧めてくれたDVDを観ました。

原題 「LO CHIAMAVANO TRINITA'...」
邦題のサブタイトルが「花と夕日とライフルと・・・」
監督はE・B・クラッチャー。
(ネタをそのまんま書いてますので、一応お断りを。)

1972年に公開された映画で、
トリニティ(テレンス・ヒル)という早撃ちの名手の男が主人公。
兄バンビーノ(バッド・スペンサー/彼も早撃ち)とともに
(正しくは彼を巻き込んで)繰り広げる
ドタバタ爆笑脱力系マカロニウエスタンです。
(ライフルはちらっと出てきましたが、花も夕日もなかったような。)
 
馬が可愛い、それに賢い!
主人公は馬に引かせた橇状のものに乗って
引きずられながら砂漠を渡って町に着きます。
行き先を言うと馬が連れてってくれるんです、いいな~。(観点がずれてます。)
この主人公、無口なヒーローかと思えば、
大食いだわ曲乗りはするわ女の子には弱いわ、
銃の撃ち方もよく怪我しないよな~というぞんざいぶりで、
随所にドリフのコント(古い)のようなおふざけが満載。
(多分パロディもいろいろ入っているのでしょうが
わからなくて残念。)
全部コントと言ってもいいかも。

彼がたどり着いた町には
成り行きで保安官になりすました兄バンビーノがいて、
兄の本業は馬泥棒。
町の実力者の少佐(ファーリー・グレンジャー)は
ごろつきを取り巻きにして
先に辿りついて開拓をはじめていた移民を追い出して
そこを自分の牧場にしようと嫌がらせを繰り返しており、
少佐所有の馬達を狙いつつ手下が来るのを待っていた兄も、
移民への嫌がらせぶりに眉をひそめてはいたものの
なかなかこれといった手も打てずにいた。
そこに現れたトリニティが
嫌がらせにあっていた移民(女の子を含む)を助け、
気の乗らない兄を丸め込んで
非暴力を唱える信心深い移民団を助けることにする。

どこまでもゆるゆるの空気がとてもツボです。
結局ケガ人は出ても、
死人は一人も出てなかったのではないかと。
少佐の取り巻きはカッコはつけるけど弱いモブ。
賑やかで滅茶苦茶だけど妙に気のいいメキシコの馬泥棒団。
暴力は信仰に反すると頑固に言い続けた開拓団長が
出した結論は「神に許してもらおう、だけど殺さない」ということで、
男達にケンカの特訓をして、
丸腰の悪者たちとえんえんと殴り合ってフクロにし、
追い出してしまうという、信じられないゆるい大団円。
(それにしても悪者弱すぎないか~?)
一番したたかだったのは開拓団長のおじさんだったのかな。
兄ちゃんとケンカして故郷に帰ろうとしたトリニティを足止めしたのは
川で水浴びをしていた娘達のところにまんまと誘導したおじさんだったし。

単純に大笑いしたのは、
いくら殴っても殴ったほうの人間の手が痛む
ドラム缶サイボーグのごとき兄バンビーノでした。
一つ殴られると、きっちり一つ殴り返して、
その都度確実に相手をのばしてました(^^;)。
懲りずに何度もトライしていたメキシコ首領がけなげに見えて。
殴り合いシーンがほのぼのして見えるというのもすごい。
最後に出てきた本物の保安官も不死身でした・・・。

兄「真面目に働けよ。馬泥棒でOO強盗でも。(←すみません記憶が薄くて。)」
弟「なんにもしないのも忙しいもんだよ。」

やさぐれてはいるけど、結局人がいい兄弟なのでした。


ほのぼの笑いたいときにはとってもいい作品です。
当時はイタリアで大ヒットを記録したそうです。
思えばいい時代だったのかな。

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コメント

ははは、ゆるくていいですよね。昔はほんとにいい時代だったのかな?続編も出てるので今度お貸ししますね。

投稿: てんてん | 2006年11月25日 (土) 12時59分

やはり続編も持ってましたか(笑)。
人間はそう変わらないと思いますが、
昨今の世の中は殺伐として、さめてるというか遊び心の居場所がないですからね。
「ミスター・ノーボディ」の予告編も力が抜けてよさそうでした(^^;)。

投稿: may | 2006年11月26日 (日) 01時52分

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